畑へ渡る木製橋の予防メンテナンス/枕木で塞いだ腐食補修

橋を直しました 身体を守る時短生活/DIY

家の前や畑へ渡る小さな橋。ぐらつきや腐食があっても『まだ大丈夫だろう』と後回しにしがちです。我が家でも、畑に続く橋の一部が抜け落ちていることに気づきました。このままでは、両親が踏み外してケガをしてしまうかもしれない。そう感じたのが、今回のきっかけです。大がかりな工事をするほどではない。けれど、放置は危険。そこで、枕木を使い、腰を痛めない工夫をしながら、ケガを未然に防ぐための予防メンテナンスを行いました。

橋の一部が抜け落ちた原因

足で触るとグラつくのが分かりました。そのため、枕木が腐っていたものと思われます。

両親が踏み外しかねない状況

そこで、ここに高齢の両親が杖をついたり、足を乗せて落ちることがないよう、彼らの身体を守るための予防メンテナンスの必要性を認識しました。

腐った橋の一部

業者に頼まず自分で直そうと考えた理由

理由①:代々予防メンテナンス用の枕木がストックされてきた事

橋の枕木が経年劣化すること前提に、先祖から代々工具入れの台の下にスペア用の枕木がストックしてありました。ですから、今回その一つをスペアとして使い、購入した枕木はストック用に回すことを想定しました。

スペアの枕木が抜けた状態の保管場所

理由②:その予防メンテナンス用の枕木の調達めどがたったこと

住んでいる市の中に枕木を販売している会社があり、電話をしたところ売っていただける、ということだったので枕木で予防メンテナンスする意志が固まりました。

理由③:枕木の調達先の従業員と息子の協力を得られるめどがたったこと

購入先の従業員も息子も枕木の運搬の際には手伝ってくれるということだったので、腰を痛めるような心配はないと踏んで決意しました。

枕木を選んだ理由と注意点

小型の草刈機程度が通る分には大丈夫な強度だと確認がとれたため

腰を痛めずに枕木を運ぶ工夫

のんびりと解決策を考えました。すると、こんなこともあろうかと父は交換用の枕木を用意していました。ちょうど、この工具を入れる箱の下なんですが、でも既に一本抜かれています(黄色の木2本の箇所)。というのも、数年前に橋の1箇所を私が修理したのに、気にくわない父が枕木をはめ直したのに使用したからです。いずれにせよ、ここにストック用枕木を入れる必要がありそうなので新しい枕木は2本入れることにしました。

スペアの枕木用の空間確保

まずは、スペア用の空間を確保すべく全ての工具を出して工具箱を動かしてみることにします。一人での作業なのでのんびり進めることにします。

①工具箱を空にします。

工具を一つ一つのんびり取り出します

②軽くなった工具箱をどけます

一人で持ち上げようと考えた時、腰への負担をかけないようにと念には念を入れて軽くしました。その結果がこの空っぽの工具箱です。

空になった工具箱

③スペアの枕木の位置決めをします

スペアの枕木用のスペース確保

枕木を買いに出かける

鉄道の枕木を販売する会社で岐阜県可児市にある株式会社三之助商店可児工場さんまで来ました。

株式会社三之助商店可児工場の受付

おおーっと、不要な木々まで引き取ってくれるようです。山や垣根の木で剪定して出てきたくず木は今度お願いしようかしら。

木・枝の持ち込みでの引取(有料)も行っている株式会社三之助商店可児工場

枕木を見定めに行く

担当の方に、枕木の使用目的を伝えたところ、枕木があるところまで連れていってくれました。この先を右折するようです。

三之助商店可児工場の正門をまっすぐ進んだ場所

右折すると、なんか景色に迫力があり、見慣れた日常の景色と景色と違うんですけど、、、。

株式会社三之助商店可児工場の正門真っ直ぐ、ドンつき右折景色

この先を左折するようです。

株式会社三之助商店可児工場から見る大王製紙株式会社

すると、このように枕木が積み置かれていかれているスペースに来ました。バックにある工場(大王製紙)も迫力満点なんですけど。とにかく、選ばなきゃいけないんですけど、右のは車が乗っても大丈夫なくらいの枕木で60㎏ぐらいで重さもかなりあります(2人で持ち運ぶのも厳しいかも)。

積み上げられた枕木

左のは確か40~50㎏くらいで、小型の農業機械くらいならも大丈載っけても大丈夫、とのことでした。

小型の農業機械くらいならその上を走行しても大丈夫な枕木

腰を痛めてはいけないので、軽い方を選んで良かったです。でも、次の問題は乗ってきた軽トラにリフトに積んでもらったのはいいのですが、縛り方を忘れてしまったのです(言い訳じみていますがかつては知っていた)。

軽トラにリフトで枕木2本を積んだところ

すると、リフトで積んでくれた従業員のおっちゃんが縛ってくれる、とのことだったのでお願いしました。

リフトの運転手が枕木の軽トラへの固定を助けてくれた

こうして、こうして、、、うーん覚えきれないから写真とっとこ。

軽トラに枕木をしっかり結ぶまき方

なんだか撮る間もそこそこに縛りきってくれました。

軽トラに紐で枕木を固定した瞬間

颯爽と巨大リフトに戻るおっちゃん、かっこいいぜ!

手伝ってくれ、颯爽とその場を離れるリフトの運転手

会計を済ます

会計を受付で

私が選んだのは6行目の\6300の外ザツです。しかし、これは在庫限りで以降はメーカーが製造しないらしいので、今回限りだと覚悟しなければなりません。

枕木料金表

代金を払い、帰宅しました。

家族の助けを借りて枕木を運ぶ

帰宅後は枕木の運搬の手伝いが必要なので、家族の男衆(息子)に声をかけました。何やら父が杖をつきながら来たのでお断りを申し上げました。

わが家の男衆(父・息子)

息子には、重い物を運ぶ時の心構えを予め伝えておきます。おっと、その横の方聞こえませんでしたか?お帰りいただいて結構です。

枕木運び方のレクチャー

ようやく父も帰ったところで、腰より上の位置でできるだけ引き付けながら運ぶよう伝えました。

身体への負担を最小限にする技のレクチャー

スペアの枕木を空いた空間に入れる

そして、いっきに先ほどセッティングしたスペアの枕木用の空間に持っていくことにしました。声でタイミングを合わせて運びました。その結果、このように収めることができました。

工具箱の下のスペースにスペアの枕木をセット

腐った枕木を外す

次に不要な腐った枕木を取り外す作業にとりかかります。まずはバールを用意します。

腐った枕木を取り外すため、バールを用意

腐った枕木を固定する金具や木材をバールを使って取り除いていきます。ある程度外したら腐った枕木を横に途中まで引き出します。

固定された金具や木材を外す

次に下の鉄骨一本をまたいだ形になっている腐った枕木の片側を持ち上げ、橋の上まで上げます。

腐った枕木は一旦橋の上に引き上げる

そうして木を取り除いたところで、息子に再び声をかけ、橋まで新しい枕木を一緒に運びました。

腐った枕木を取り除く

新しい枕木をはめ込み、金具や木材を元通りに設置して終了です。

父がどこの部分でも歩けるよう橋を改造

高齢の両親は安全に通行

両親が畑に向かうのも安全にのびのびと橋のどのスペースを通って動いても大丈夫なようになりました。

修理した橋を渡る父にも安心して通ってもらえるようにした橋

まとめ:予防メンテナンス後の変化と安全面の効果

ひどくなる前に、危険個所の早期発見・早期予防(メンテナンス)を行えば、事故を未然に防げます。しかも、橋全体として更新時期を引き延ばすことで、トータル費用を抑えられます。家族の力も借りて無理のない姿勢を維持しながら時短で修理(DIY)することで、橋を通る人の安全を守るだけではなく、家計防衛策にもなるのです。

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