庭の草抜きや田んぼの農作業で草抜きをする際、重宝しているスキッジャーですが、今回、畑の脇に咲く外来生物のオオキンケイギクを根ごと抜くのに大活躍しました。根から取りにくい環境にあえて自生する、このしぶといオオキンケイギクの繁殖を抑え、畑の作物を救ったスキッジャーの活躍ぶりをご紹介しようかと思います。
気づかぬ間にいっきに繁殖するオオキンケイギク
実は数年前からこの花を良く見かけるようになったなぁ、という実感はありました。しかし、いつしかその景色がかわいらしい黄色い花、というイメージのすり込みとなり、母はこの花をよもや特定外来生物に指定されている植物とは思わず、お仏壇に供えたりもしていました。

農作業に迫る脅威の花:オオキンケイギク
今年の畑作シーズンも当初はそんな特定外来生物が同じ畑の中で繁殖しているとはつゆ知らず、両親は農作業に勤しんでいました。

オオキンケイギクの繁殖時期
しかし、ふと自治会の班長資料の中に特定外来種の広報があったので、見てみたところ、この我が家に咲く花に似た特徴が書かれていたのです。思えばこの花、5月頃から咲いていたような気がするのですが、オオキンケイギクは正しく5月から8月にかけて花を咲かすというのです。

オオキンケイギクの特徴
更に葉の特徴も書いてある通りのヘラのような形をしています。ますます怪しい(汗)。なんでも書かれている情報によると、オオキンケイギクは多年草で繁殖力・生命力が強く生態系に悪い影響を与える恐れがあるため、長期にわたり根気よく防除する必要のある植物らしいのです。焦ってきたので、果たしてこれが実際にその植物なのか、よく観察して特徴を見ていくことにしました。

川から畑へと繁殖範囲を広げるオオキンケイギク
辺りを見渡すと、なんと結構似たような花が広がっているではありませんか。ことをここでその繁殖力に改めて気づき、オオキンケイギクではないかという疑いを深めました。

対策:自分を活かして繁殖を食い止める
へらのような形の葉が茂っています。中には小さな幼芽が畑の中にまで入り込んでいたりもします。この繁殖力といいほぼオオキンケイギクに間違いないです。これは畑の作物にも影響を与えるやもしれない危機だと察知しました。とりあえず、抜いていくことにします。

繁殖を抑える強い味方:スキッジャー
まずは、最も大きい株から抜いていこうと思います。ここで活躍するのが、いつも愛用し田んぼの雑草を根ごと取り去るのに実際に活躍しているスキッジャーです。特定外来生物(北アメリカ)をせいするのは、これまた外国(アメリカ)発のスキッジャーです。

スキッジャーでのオオキンケイギク除去法
早速、根にグサッと刃先を入れます。案外根は深くないので、サクッと入ってくれました。

そして、それほど力を入れなくても全体の根の切断に成功しました。筋トレにもならないくらいこの作業が意外とあっさりと済ますことができました。すぐに株毎倒せました。

岩場でも繁殖するオオキンケイギクもスキッジャーで除去
川沿いの石垣の箇所にはこれまた大きめの株が成長していました。石垣の隙間に入り込むよいうにして根をはり、この根は上記のような細かなものでなく、多少太い状態だったのですが、、スキッジャーの先端をその根に差し込んで取り去ることができました。。

オオキンケイギクの処分は花(種)を落とさず根ごと処分が基本
上記2株共にこのような可燃物のゴミ袋の大サイズいっぱいが1株すっぽり入ってしまうようなサイズでした。市役所に確認し、持っていってもらえるよう、袋の表面には、オオキンケイギクという文字を書きました。種となる花含め根も落とさぬよう袋にまとめる必要があります。
処分先は他のゴミと区別し行政に相談がベスト

目立つ株を処分し終えた後は小さい株をまとめて収集していきました。小さい株は花がそれほど咲いていなかったので見つけにくいですが、下記写真の下部のヘラのような葉っぱを目印に探して抜いていきました。オオキンケイギクは根からの繁殖力もすごいらしいので、小さい株のものでも根ごと引き抜くことが大切です。

チリも積もれば、ではないですが、小さい株を集めまくると、あっという間にこの可燃物ごみ袋がいっぱいになる程になりました。

ちょうど自治会の草取りが翌週に控えていたので、こうして指定の廃棄物置き場に並べておき、後日市役所に連絡して回収を依頼しました。結局、大きい株、小さい株が合わせて5袋に収まる程の量になりました。

オオキンケイギクかの判断は役所に委ねる
さて、黄色い色の花を咲かせるこの植物はかなり高い確率でオオキンケイギクに違いない、という確証で収集処理した今回でしたが、やはり『他の黄色い花とは違いオオキンケイギク!?』という点では一時気がかりなところでした。下の写真はオオキンケイギクではない花の一例

そこで、後日回収してくれた市の環境課にたずねると、『オオキンケイギクに間違いない』ということでした。これらの写真をご参考に、身近な特定外来種のオオキンケイギクの撲滅にお役に立てていただけたら幸いです。
まとめ
オオキンケイギクは繁殖力が強い特定外来種に指定される植物です。一見鑑賞してしまうくらいきれいな花を咲かせるのですが、放っておくと畑の他の植物(野菜)の住み家を奪いかねない生命力の強い植物です。この点、スキッジャーを使ってオオキンケイギクを根ごと抜けば、その繁殖(根からの繁殖力も強い)を抑えられます。スキッジャーを使えば筋トレにはならないくらい簡単に根ごと処理が可能です。
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