築古戸建DIY|高所ペンキ塗りを“無理せず安全に”完了できた実体験

家族総出のペンキ塗りが完了した様子 身体を守る時短生活/DIY
障害物で隠れている箇所は時短で省き、塗れるところは家族総出で完了させました。

収益物件購入後そのDIYを始めたわけですが、正直もう無理かもしれないと思っていました。

というのも、同時期に父の介護、自治会の班長の役割、そしてこの収益用の築古戸建の管理が重なったからです。
やるべきことに追われる中で、「高所のペンキ塗り」という危険な作業まで自分でやるべきか、何度も迷いました。

無理をすればケガにつながる。
でも外注すればコストがかさみ、収益を圧迫する。

同じように、「やらなきゃいけないけど怖い」と感じている方も多いのではないでしょうか。

そんな状況の中で私は、無理をしないことを前提にやり方を見直し、身体を守りながら高所塗装を完了させることができました。

この記事では、忙しい中でもバランスを崩さずに作業を終えた実体験と、実際に意識したポイントをお伝えします。

高所のペンキ塗りに最初に取り組んだ理由と不安

外装のペンキ塗りは、今回のDIYの中でも最初に取り組んだ作業でした。

スクレーパーで錆や剥がれかけた塗装を落とし、ペンキ塗りの下地を作ります。
ペンキ塗りの下地作りのため、農作業の泥落としでも使うスクレーパーで錆落としをしている様子

理由

理由はシンプルで、外壁の劣化が目立っており、雨風の影響を考えると早めに手を入れる必要があると感じたからです。
見た目だけでなく、放置すれば建物自体の傷みにもつながるため、「後回しにはできない」と判断しました。

※ペンキ塗り前には、農作業の泥落としでも使っているスクレーパーで錆落としを行いました。

錆と塗装ハゲがひどい箇所

不安

ただ正直なところ、最初に選ぶにはハードルの高い作業でもありました。
高所でのペンキ塗りは、落下のリスクや無理な姿勢による負担も大きく、「本当に自分でやって大丈夫か」と何度も考えました。

こうした支柱にすぐに手をかけれる位置で安全確保
こうした支柱にすぐに手をかけれる位置で安全確保

実際に作業を始めてみると、足場の不安定さや腕を伸ばし続ける姿勢のきつさなど、想像以上に身体への負担が大きいことを実感しました。
特に、疲れが出てきたタイミングでは集中力も落ちやすく、危険を感じる場面もありました。

勢いだけで始めたスクレーパーでの錆落とし
勢いだけで始めたスクレーパーでのさび落とし

そのため、支柱などすぐに手をかけられる位置を意識して、安全を確保しながら作業を進めることを心がけました。

それでも外装は優先度が高い。
だからこそ、「無理をしない前提でどう進めるか」を考える必要がありました。

中途半端な安全確保で柱に手をかける自分
無理をして一人で抱え込もうとすると、安全確保も中途半端な位置で確保するようになってしまいます。

そこで私は、作業を一人で抱え込まず、無理のない形に分解することにしました

無理に一人でやらないと決めた

「全部自分でやる」という考えはやめました

経験が豊富なわけでもない中で、高所作業を含むペンキ塗りを一人でこなすのは、精神的にも身体的にも無理があると感じたからです。

ガニ股で脚立を登るとバランスを崩しやすいので注意が必要です
50代にはきつい!?、疲れるとバランスが崩れやすいガニ股で脚立を登ってしまうようになります。

身体を守る=最優先

実際、一人で作業していた際に「もう少し手を伸ばせば届く」と無理をした結果、バランスを崩して脚立を倒してしまったことがありました。
幸い、周囲にスペースを確保していたため大きなケガにはなりませんでしたが、危険と隣り合わせの作業であることを痛感しました。

とっさの時に危険回避できるスペースの確保は重要です。
とっさの時に備えてスペースを確保しておくことは非常に重要です。

また、疲れがたまると脚立の上での姿勢も不安定になり、バランスを崩しやすくなることも実感しました。

とっさにバランスを崩した時につかまる場所
こういったすぐにつかめるものを横目に、その存在を意識しながら行なうことも危険回避には重要です。

作業を分解する考え方

そこで考え方を変えました。

「週末2〜3週間かけて一人でやる」から
「週末2週間で家族と分担してやる」へ作業を細かく分解し、それぞれを無理のない形にすることで、安全性と効率を両立できると考えました。

全て自分で、と考えると無理なことになるので、作業を分解する思考が重要です。

一人でやっていた柱の錆落としも作業を分解し家族に協力してもらうようにしました。

娘には低い位置の錆落としをしてもらいました。

家族で分担したことで一気に進んだ

作業を分解したことで、家族にも協力してもらえるようになりました

たっぷり塗れる量の塗料と広い範囲、狭い範囲共に塗れる筆類を購入

作業の分解の一環として、末の娘用にペンキ塗りセットを新たに用意しました。

子供用に別途道具を追加して買いました。

低所作業は妻・子供に任せた

最初は高所のペンキ塗りをやっていた妻

危険の少ない作業

危険の少ない低所作業は、妻と小学4年生の娘に担当してもらいました。

危険の少ない作業

一見簡単な作業に見えますが、かがんだ姿勢で長時間続けるのは腰への負担が大きく、大人にとっては意外ときつい作業です。

支柱の低い位置のペンキ塗りをしてくれている娘

その点、娘は軽やかに作業をこなしてくれ、結果として身体を守る時短作業で助の大きな戦力になりました。

中所〜手の届く高所は息子に任せた

中学生の息子には、手の届く範囲の中所〜高所を担当してもらいました。

中所~高所ペンキ塗り担当の中学2年の息子

絵を描くのが得意なこともあり、ムラなく丁寧に仕上げてくれたのは想像以上でした。

息子の絵の才能

得意を活かすことで、仕上がりも効率も向上します。

高所のペンキ塗りをする息子

自分は高所だけに集中

私は脚立を使う高所作業に専念しました。

脚立を使っての高所のペンキ塗り

分担したことで疲労が分散され、集中力を保った状態で作業できたのは大きなメリットでした。

心の余裕がある時に掃除

作業の見落としはないかチェックし、掃除もこまめにしながら進めれました。

結果的に「時短+安全」になった

塗る前の表で一番太い支柱

私が脚立に登って倒してしまった場所でも安全確認をしっかりしながら作業を進めることができました。

私が脚立で転倒しかけた場所は左の窓の前辺り

Before

Before

After

After
  • 一人でやるより圧倒的に早い
  • 疲労軽減 → 判断ミス減少
  • 家族が“安全装置”として機能

👉 分担することで、自然と安全意識も高まりました。


実際にやって気づいた高所作業の危険ポイント

高所作業中
  • 足場の不安定さ(特に3脚脚立)
  • 無理な姿勢で手を伸ばすこと
  • 疲れてからの判断ミス
各自の得意な場所でペンキ塗り

👉 「慣れた頃」が一番危険です。

身体を守るためにやった工夫

  • 作業時間を区切る
  • 無理な日はやらない
  • 身近な道具を活用する
Before
Before

後日半日をかけて自分でじっくり塗りました。あらかた他のペンキ塗りの箇所は終わっていることもあり、焦らず自分のペースで塗り続けれました。

After
After

👉 「今日はここまで」と止める勇気も重要です。

2Fのベランダはこう見ると策はきれいに見えます。

2Fのペンキを塗った箇所には経年劣化したペンキの粉が付く

しかし、実際のところ光を浴びたせいで粉をふいている箇所がありました。そんな時は、あえて収益物件だから掃除用具を買ってくる、というのではなく、家で普段使っているものを使いました。今回はリビング用アルカリ電解水+セスキ、でベランダの柵をふいて粉を落としました。

セスキ

外注せずに済んだメリット

  • コスト削減
  • 作業範囲の理解
  • 次回へのハードル低下

外注業者の場合、養生をしっかりされて行われるので、その養生カバー&シールで時間もお金もかかります。しかし、自分でやる場合はこんなゴミ回収用に用意したゴミ袋の3隅をカッターで割いて養生カバーとして使うのでコストもそんなに使いません。

ゴミ袋MAXシリーズ

全てを完ぺきにできない、できるはずない、だからこそ明らかな錆付き箇所は最低限塗りなおすことにしよう、と開き直れました。

ペンキを塗る前の収益物件全体像

After

右の透明プラスチック波板の部分は実利を考え塗りませんでした。ただ、無理をしてまでしてケガをしたり遅れて入居者獲得の機会を逃すより、時短の考え方で物件を仕上げる目線も重要だと感じました。

ペンキを塗った後の収益物件全体像

👉 完璧を目指さず、「必要な部分だけやる」という判断も大切です。



一部の支柱にはペンキが塗っていない
この上の部分も塗っていません

まとめ|無理しない仕組みが結果的に一番早い

DIYは「一人で頑張るもの」と思いがちですが、それでは無理が積み重なり、結果的に危険につながります。

作業を分解し、家族と分担し、自分は危険な部分だけに集中する。
この形にすることで、安全性と効率を両立することができました。

身体を守ることが最優先。無理をしないことが、結果的に一番の時短になります


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