今年は自治会の班長の任を仰せつかりました。正直、農作業の時間がかなり削られます。次から次に自治会員からの質問、会合、回覧板、等の業務が続き貴重な週末の筋トレ草刈りの時間が割かれるのです。そのため、農作業として行う草刈りもいつもの年と違い、草刈かっちゃんよりエンジン式肩掛け草刈機に頼る機会が多いです。そこで、身体を活かし草刈かっちゃんで行えていた筋トレ草刈りの代わりに、自治会班長としての仕事で筋トレを置き換えてみました。
回覧板が毎月
まず、自治会班長の仕事として毎月やらなくてはいけないのが、回覧板を地区中に回す作業です。地区が3か所にブロック分けされているので、各ブロック毎に回覧板を手提げ袋に入れて回すのです。正直手間な作業です。上部組織(市が委託した団体)からはまとめて回覧物と配布物が、配布月の前月末に届くのでそれを仕分けて各ブロック3つの袋に分けてからの作業になるからです。

回覧板は毎月月初の週の週末に分けて、連休初日の土曜の早朝に各ブロックスタート地点のお宅に配ります。配り始めは両腕でバッグを持ちながらの歩行になるため、両腕の筋肉が鍛わります。

こんな時、ナイキレボリューション7ワイドでウォーキング気分で一件一件と回れば足にかかる負担も軽減されつつ、全身を使った良い運動になります。
地域の清掃活動が夏と秋
そして、この辺りの地域では、自治会の掃除を春と秋に行い、その際公民館脇にある花壇に花を植える、という活動を行っています。この活動に必要な花は自治会班長が市の連絡事務所まで取りに行く必要があります。そんな時は腰の高さで荷物の上げ下ろしができる軽トラが腰の負担軽減に活躍します。

張り切って持ち運びをして腕は鍛わるものの、実際の清掃活動自体は、しゃがんでの草取り等が多く、腰に負担がかなりかかりました。とほほ。
回覧板と同時に配布物の配布
配布物の重さが腕への負荷となる:レベル①
毎月地味にやる回覧板の見守りでは、筋トレで腕が鍛わっているかも意識しますが、同時に自治会の配布物を配布します。大体はこのような市の広報なので大した重さではありません。出歩くことが難しい高齢者にはこうした配布物を直接配布します。

配布物の重さが腕への負荷となる:レベル②
今年は、地域に生息するアルゼンチンアリの駆除剤の配布がありましたので、バッグをパンパンにして運ぶことにしました。勿論、車を使えば楽な話ですが、あえてこの機会を筋トレの時間とするのです。

しかし、当日はあいにくの雨、左手はバッグと傘の柄を持ちながらの運搬なのでかなりの筋トレ効果が臨めます。

但し、片腕に極端に負荷を与えたまま前のめりになったまま運搬するのは腰にも良くないので、時に左右の重さの違うバッグをローテーションで持ち替えながら進みます。

配布物の重さが腕への負荷となる:レベル③
そして、今月は最強の重さの配布物がありました、袋です。各家庭プラスチックの分別用の袋(10枚入)が配られるのですが、これが自治会班長が配ろうとするとおそらく5㎏のダンベルを両腕で持ち運んでるのと同じくらいの負荷がかかります。一瞬の気の緩みも許されない最強の配布物で、かなり両腕の筋肉が鍛わりました。

農作業の筋トレは通常より簡素化
自治会の会合や回覧板回しのない週末を見計らい、早朝の涼しい時間帯に田んぼの農作業に出かけます。

スキッジャーで水中草取り
今年も作業の負担軽減のため、効率の悪い箇所はこのように苗を植えていませんが、ちらほら草が生え始めています。そこで、大胸筋を活かしてのびのびとスキッジャーによる水中草取りをします。

すると、このように気になる草を取り除くことができました。水に付いた状態なので、根を比較的簡単に抜けることが水中草取りのメリットです。

取った穂が付いていない草は水のたまらないような場所になるべく根を地面に付けないようにして放置します。

上記箇所の反対側の山際のぬかるんだ不効率な場所も植えていないので,同様に気になる草の生えた箇所をスキッジャーで水中草取りします。

こちらもこのように気にならないレベルに草を取ることができました。穂の付いていない草(ノビエ)はこうして比較的簡単に取り除くことができました。

まとめ
農作業も自治会の班長としての仕事も早朝の時間帯を有効活用して、筋トレも兼ね、作業をします。かといって無理はせず回覧板回しで使う腕は、あまりにも重い配布物と一緒に運ぶ際は、左右の腕をローテーションして負担のバランスを考慮します。同様に田んぼの農作業で行う草取りは水中に根が付いた状態の草(ノビエ)を抜くようにすれば、比較的簡単に根ごと草が抜け、これにより引き抜く作業を腰を使いすぎてしまうこともありません。このようにして、自分に課せられた仕事も無理せずのびのびと運動するためのコツは、時間帯や身体、農地の状態を適切に把握してその状況毎に楽な方法を見出していくことです。
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