稲刈りのたびに、2日かかるのが当たり前になっていました。
30aとはいえ、2日連続の作業は体にも予定にも負担がかかります。
「この作業、本当に2日必要だろうか?」
そう考え、今年は農力・筋力・脳力といった“人の力の使い方”を見直し、1日で終わらせることに挑戦しました。
- 筋力:疲れる動き/疲れない動き
H2:結果として変わったこと
- 休憩の質
- 翌日の疲労
- 気持ちの余裕
なぜ今まで2日かかっていたのか
なんとなくの段取り
”例年通りだから安心”と、なんとなくの希望的観測で段取りでするため、昨年”以上”の成果(時間短縮)は望めないのです。

体力勝負
草がひどい、生育状態が悪い、そんなのを発見した場合は、いっきに草を刈ったり、あるいは最悪手刈りも覚悟、という体力勝負やむなし的な考えもありました。

当たり前だと思っていた
刈り取る手間を想定しないで、草刈り範囲だけを例年の当たり前のものと考えが固定化していると、刈取作業がやっつけ仕事になりがちです。

今年見直した3つの「人の力」
それでも”農力”で気持ちが満ち足りない時は、自分の筋力を活かし筋肉を育てることで気持ちの原動力としました。
農力:作業順・圃場の癖
今年も苗を植えない箇所を草刈かっちゃんで筋トレ草刈りをしました。しかし、その範囲、逆に苗を植える範囲を両輪で考え、作業順は苗の植え付けの段階から1日で刈り取れる範囲、生育しやすい圃場の癖を考慮にいれました。

これにより、事前の草取りも早めに済ませれたため、コンバインの草の巻き込みによる故障等で時間が割かれることはありませんでした。そして、更に事前に米集荷用のフレコンをチェックをして使い物にならないことに気づけたおかげで新品を買い、収穫できない事態となることは防げたことは良かったです。

身体を動かし果実(作物・筋肉)を得られると、更に成功したいと脳が要求し、次の成功のために人体・物・環境・ITあらゆるものを活かし努力します。今回は、ChatGPTも教えてくれた予防的メンテナンスが功を奏した形です。
脳力:事前準備・無駄の排除
①事前整備
予防的見地で農業機械をメンテナンスしながら観察しました

昨年Chat GPTで学んだ予防的メンテナンスの考えを元に予め整備しておいたので、大きなトラブルでなくできました。

。
ただ、上記部分のカバーが外れクローラーで踏んで傷がついたので、これは後日修理に回しました。

②アクセスしやすい給水ポイントをもうける
適時タイムロスせず、給水できるよう2枚の田の中心に飲料を用意しました。

③手間が減らせる作業手順を考える
乾いたんぼを後にして、クローラーに泥が付きにくくし、掃除の負担を減らしました。

※クローラー:移動のための車輪を覆うキャタピラーのこと
④適時、機械のつまりチェック
藁切断カッターを、フレコンに米を搬出する際にチェック。詰まったら(今後整備を視野)、アルミの棒で取り除きます。

⑤現場での片付け時間は少なくて済むよう道具を活用
一輪車活用
まとめて運ぶのに一輪車は適しており、軽油をコンバインに給油する際には、下に置いて支えとなり腰の負担を和らげます。

段ボール活用1
まとまりにくい藁等は段ボール上にまとめて2人で運びます。

段ボール活用2
加えて、段ボールはまとめて片付ける時だけでなく、食事の際レジャーシート代わりとしても使えます。

⑥簡易に掃除
充電式ブロワーでコンバインを簡易に掃除
コンバイン外部と内部の大きなゴミを充電式のブロアーで圃場で落としきりました。

充電式ブロワーでフレコンを簡易に掃除
悲しいことに、昨年まで使用のフレコンは、内部に残ったくず米を狙ったネズミに穴を空けられてしまいました。

そのため、予防として念入りにフレコン内のくず米を充電式ブロワーで圃場で落としきりました。

結果
ついに、この日がきました。昨年まで2日はかかっていた稲刈りを初めて1日で済ませることができました。

まとめ
稲刈りを早く終わらせることが目的ではありません。
大切なのは、翌日も動ける身体を残すことでした。
農力・筋力・脳力。
人の力をどう使うかを考えることで、作業時間も身体の負担も変えられる。
これもまた、「身体を守る時短生活」の一つだと感じています。


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