家の周り、道路沿い、田んぼ、畑等で、刈っても次々に生える雑草、根本を痛めるあるいは抜いたりすれば解決するのですが、根まで枯らす除草剤を扱う際は、枯らしたくないものまで枯らしてしまわないように神経を使ったり、地道にしゃがんで手で抜いたりして労力を要したりと、続けるにはおっくうなことばかり。そこで、筋肉を活かして筋トレしながら草を抜くことができたらと思い色々と探したところ、スキッジャーという商品を見つけたので実践してみました。
(我が家の近くに)無いもの:セルフトレーニングのできるチョコザップ
突然ですが、〇〇ザップってお近くにありますか?セルフでボデイケア、ボディメイクのできる低額でできるジムですが、私の住んでる市内にはあるんですが近くにはないんです。
参考資料

〇〇ザップは近くにあったらいいですよねぇ。僕も近くなら行ってるかもしれません。
筋肉つけるのに〇〇ザップ以外のセルフな方法
セルフという点ではチョコザップと同じですが、私は農作業での”草を根こそぎ抜くことで”セルフのボディメイクをしようと考えました。草刈りかっちゃんでの筋トレ成果については、こちらをご覧ください。

スキッジャーとの出会い
この時期、腰をかがめて草刈り、草抜きをする母を助ける方法はないものかとネットで色々探してみると、ありました。スキッジャーという商品らしいです。説明書きを見ると輸入品らしいのですが、あらゆる場所の草が立ったまま抜けるらしいです。そこで、物は試しと思い早速購入してしまいました。購入し箱から出して見ると」なんだか柄の色は多少派手ですが、これでもれっきとした草刈機になるとのことです。

活用してみます
最初は使い方に戸惑う
この立った状態で草刈りができるスキッジャーという商品、高齢者は使い勝手いいだろうかと母に試してもらいました。母は当初は嫌がりましたが、その足腰の負担を軽減させる道具だと繰り返し説明することで納得し、使ってもらえることになりました。しかし、この道具は掻いて草を根から抜くという商品なので、イッキに取れると勘違いして動かし方に苦労した様子だったので難しいことを考えるのが嫌な母のような高齢者には向いていないかもしれませんね。

母の草抜きの姿勢の改善を期待
でも、もしかしたら自ら使ってくれるかもと思いその後の様子を見ていました。しかし、想像通り使ってくれません。そのため、母の意志に期待するだけは事がはじまらないと感じました。そこで、今度は本人の草抜きの腰にかける負担を減らすためにも何とか積極的に使ってもらえるよう、まずは私自身がこれを積極的に使ってみることにしました。
理想の姿勢を考える
更に、もっと母が理想的な姿勢で除草と身体づくりをすることでメリットを詳細に見い出して説明し、使い勝手の良いものだ思ってもらえるよう努めました。そうしているうち気づいたメリットがあります。そのメリットとは、この器具の特徴は使う時の姿勢です。しゃがむような腰に負担をかけるような姿勢にならないのは勿論、草抜きのような手先だけじゃなく上半身全体を使う運動になるのです。

高齢者以外でも理想の腰に負担をかけない姿勢を考える
草抜きのように完全に腰の関節を曲げた状態ではなくこれを使いながら上半身をうまく使っている人をどこかで見たことがあると感じていました。

意識する筋肉は腕・背中・足
そうか!カーリングだ!あの姿勢は大胸筋の発達したカーリングの選手もするスイーピングのような無理のない立位の姿勢なんです!その姿勢でスキッジャーを使えば母のようにしゃがまなくても足を踏ん張る姿勢で草を根から除去できますし、私が使う際はカーリングのスイーピングのように、腕と背中の筋肉を意識して鍛えられるように使えます。

ですから、要するにスキッジャーは母のように力がない人は、足をふんばってシャベルをかくようにして草取りをすればよく、私達のように大胸筋を鍛えたい人には上半身で動かすような体勢で草取りをすればいいのです。
参考:NHK おはSPO 筋肉体操

※反省点:カーリングのスイーピングでは80になる母には伝わりづらかったかなぁ。
まとめ
スキッジャーは、かがむことなくカーリングのスイーピングをするような格好で足を踏ん張るように行えば、無理することなく草を刈れます。そのため、旧来の農作業のように腰に負担をかけてばかりということもありません。また、なかなか身体を鍛えたいけど自宅周りや農地の除草で時間をとれない、と考えている我々中高年世代でも、どちらかと言えば現代のジムのように適度なセルフトレーニングをするように活用するだけで運動も草刈りも両方が実現できる一挙両得の優れものです。
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