しゃがむことは血行を悪くして、あまり身体に好まれる体勢でありません。実際、無理をしてしゃがんで草抜きや農作業をしていた私の母は、足や腰を痛めて一時は四つん這いにならないと移動できない程になりました。そこで、スキッジャーという草取り機を田んぼで活用し、しゃがむ機会を極力減らして身体に過剰な負担をかけない草抜きが実現できたので、ご紹介いたします。
自分の将来も、身体に無理をさせてしまう可能性がないとは言えません。先々を見越し、できるだけ長く農と生きるためにも、スキッジャーを田んぼの草を抜くのに活用します。
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苗のように草の伸びが顕著な場所
田植えの時に油断して、少しでも畔際の草を中途半端に放置しておくと、草はどんどん伸びます。
こうなってしまうと、長靴で腰をかがめて草を抜くのが一般的です。しかし、スキッジャーを使えば、畔から抜けます。
こうして草の根の下めがけてスキッジャーを差し込みます。
すると、こんな感じで抜けます。抜いてスキッジャーの先端に草の根に着く泥が張り付き、葉はスキッジャーの柄側に倒れ安定します。
これを繰り返しスキッジャーで畔際に運ぶことで、水中の草がどんどん片付いていきました。
左手が深みの場所でも、少し右足を入れ、スキッジャーを斜めに差し込みます。
すると、ここでもこんな感じで抜けました。
あっという間に畔際は抜いた草でいっぱいになりました。
スキッジャーはしゃがずこれだけの草を集められ、身体の負担が減らせます(^^)
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