昨日、能登半島で震度7の地震が発生しました。寒い中、被災された皆様には心よりお見舞い申し上げると共に、今後これ以上の事態が発生しないようお祈り申し上げます。このような災害時だけではなく、日常生活の中でも重労働をする前にはラジオ体操やRearchで準備運動をして身体を労わり、いつでも身体を活かせる状態にする必要があります。こうした考えは、自分の身体を過信し、起き上がれない程腰を痛めてしまった私の経験からも自信を持って言えることです。今回はそうした観点で、実際にラジオ体操やリアーチでの準備運動で身体を労わることに焦点を当て重労働をこなした体験談をお伝えしようと思います。
中高年の注意事項🈩：力任せに動いてはダメ！
まず、ボランティアに行かれる方は健康第一で無理をなされないようにしてください。というのも、支援者が災害対応で身体を壊してしまっては元も子もないからです。私が30歳代で西日本豪雨のボランティアに行った時は力まかせに物を運ぶのは平気でした。しかし、中高年となり、仕事の中で物を持ったまま車から地面に飛び降りるようなことをしてしまい、起き上がれない程の腰痛になりました。
それを教訓に試行錯誤の結果、腰痛予防で事前に”ｳｵｰﾐﾝｸﾞｱｯﾌﾟ”した上で歩行するのがいいという結論に至りました。ラジオ体操って改めて大切なものだと気づかされました。
そこで、早速実践していくと、腰はインターバル速歩を日課にできる程まで回復できました。
中高年の注意事項🈔：突然身体を動かしてはダメ！
特に冬はｳｵｰﾐﾝｸﾞｱｯﾌﾟ後に身体を動かすことが重要です。運動の芽は絶やしてはならないという思いから、冬場でも週末には準備運動をしてから1日をスタートさせています。
・月並みですが、準備運動は大事です
今では農作業をする際、ラジオ体操等の準備運動後にすることを心掛けています。今や、やらないと何か釈然としない気持ちになるので、季節問わずに作業前の準備運動を週末の日課としています。
・重い物、汚れた物を運ぶ時の注意
それから、時に気持ちが抜けてしまうことがありますが、そのような時でも体を無理させないよう予め汚れてもいい服装で臨み、どんな角度からでも躊躇なく物を持ち上げれる体勢を整えることが必要です。
物を運ぶ時は、重心を両手で支えながら腰から上に引き込むようにして運ぶといいです。
(お値打ち・スタイリッシュな作業パンツ：G-5003)
・バランスの悪い物を運ぶ時の注意
バランスが崩れそうになった時に、とっさに支えようと手を出さず、物より自分を優先させてください、身体は資本です。
（事前にこうしたグッズで腰痛予防をするのもいいです。但し不要な時はすぐに外しましょう）
中高年の注意事項🈪：寒い時期の車中泊での車の乗り降り
寒い時期こそ腱を伸ばし筋肉を動かす乗降時に気を遣う必要があります。
・寒い時期の車の乗り降りの注意（特にワンボックス等車高の高い車に乗る時）
お身体に心配のある方は以下のようなことに注意が必要です。
お身体に心配のある方の乗り降りの仕方：その①
内側を向く形で、右手でハンドルの端を持つ格好にします
お身体に心配のある方の乗り降りの仕方：その②
一方、左手は座席中心を押すような格好で身体を支えます。この時、右足は必ずステップにかけて一気に身体が地面に着地することを防ぎます。
お身体に心配のある方の乗り降りの仕方：その③
助手席から降りる場合は、ハンドルの代わりに左手で、ガラス脇に付いた持ち手を握り、あとはその②と同様です。
寒い時期に車に飛び乗る、飛び降りるのは、股関節や腰の痛みに繋がることもあります。
高齢者の方の注意事項
中高年と同様、ラジオ体操等をして血の巡りを良くし、体温を高めることを心掛けてください（立つことができない人でも、NHKのテレビのラジオ体操は、椅子に座った状態の体操法もやってくれています)
足くらいしか動かせない場合でも血の巡りを良くし、5分で1.9℃体温を高めることが可能な現代版竹踏みRearchというものもあります。
(我が家の高齢の母も、外に出れない程の寒い日に愛用しています)
いずれにせよ、ご支援のできない今は、募金という形で被災地を支援をしたいと思います。
まとめ
全身の身体機能を活かせる状態でないのに、突然激しい運動をすると私が腰を痛めたように動くことすらままならない状態になります。したがって、いざという時に備え準備運動をしておくことは大切です。
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