棄滅の刃活用で草を無残に太陽に晒す

棄滅の刃:スキッジャー 農力を活かす
しぶといヒエを棄滅の刃(スキッジャー)で畔際の防草シートの上に棄て置き、太陽にさらしました。

田んぼに生えるヒエという草は、人気アニメ:鬼滅の刃の無惨のような、しぶとく再生スピードが速い草です。刈っても1~2週間で再生し種をまいて自分の分身を作ろうとします。そこで、棄滅の刃のスキッジャーを活かしてヒエの生命線の根ごと棄て置き、太陽に晒(さら)すことで退治しようと試みました。その検証結果をお伝えします。

すきを見せるとやられます

ヒエは光の探知に非常に敏感です。棄滅の刃の鬼どもは光から逃れて過ごしますが、ヒエは逆に少しの光を頼りにでも成長していきます。それが証拠にこのようにヒエは防草シートのわずかな繊維の隙間でも突き破り現れて成長していこうとします。

ヒエのような生命力のある草の特徴
ヒエは少しでも生きながらえさせるきっかけがあれば、それを逃さず伸びてきます。ひえ~!

反撃する

それでも、この状態を放置しておくわけにはいかないので、日本製刀鍛冶の里で作られた草刈かっちゃんを活用することで反撃し、草の首とも言うべきヒエの根元を切ります。

覗いた草の首を斬首

田んぼの水で力を得て鬼のように草が現れます

少しでも水が存在すると、それを成長源にどんどん伸びてきます。ほんと、こいつら動物か!?とも言えるような成長スピードで、草刈りしててもいたちごっこ状態です。

鬼のように生える草(ヒエ)
水と太陽があれば、ヒエは短い期間でも鬼のように仲間を増やしていきます。古来より生き続けてきた理由が分かります。

弱点である根首を掻く

根ごと取れば、栄養や水の補給が断たれ、大抵の草は枯れます。これができるのも、取ってからそのまま防草シートまで運べるスキッジャーならではです。

根ごとヒエを抜きました
このようにして取ったヒエを畔脇の防草シート上で天日にさらし干からびさせる目的で試みました。

無残に防草シート上に晒(さら)された草

これで水や土からの栄養も行き届かないはずですが、さてどうなることでしょうか?

畔脇の防草シート上に置いたヒエ
自然の摂理から考えると、このまま水や栄養が行き届かない状態にすれば枯れるもの、とこの時は思っていました。

更に複数の草(ヒエ)をさらす:令和6年6月22日①

念のためにそれより小さいヒエも分身のように既に増殖中だったので、これらも取ってさらします

多すぎるヒエを防草シート上に放置
ヒエを枯渇させる置き場がここしかなかったので、電気柵を稼働させていない時期に放置させることにしました。

防草シートが一杯になる程取れ、さらしました:令和6年6月22日②

鬼どものように、田んぼの栄養を吸い尽くしながら成長するヒエどもの栄養の源の水を一時的に断ちます!

少しの場所では置ききれなかったヒエ
この区画の防草シート上にほぼ一列並べれる程です。

しぶとい草:令和6年7月20日

約1カ月後でもしぶとく生きています

防草シートに置いて約1カ月後のヒエ
な、なーんと!1カ月経過してもまだ枯れるそぶりを見せません。ほんと鬼滅の刃の無惨なみにタフな輩です。引くわ~。

除草剤による攻撃を加える

気持ち悪いほど生き長らえ、更に穂を出し増殖しようとするので、ついに除草剤をふりました。

除草剤噴霧器
畔がボソボソに弱くなるのであまり使いたくありませんが、ヒエのようなしぶとい草が生えているのでしぶしぶ使いました。

再生能力がすごい:令和6年9月6日

しかし、この時期になっても一部は枯れつつも緑の部分を残しています。うーん、気持ち悪い。

坊曽いうシートに置いて3ヶ月後のヒエ
その間、除草剤をかけたりしたのに青い部分を残しています。すごい生命力というか、ここまでくると気色悪いです。

結果:ヒエは再生能力がすごいので別対策が必要です。

ヒエは鬼滅の刃の無惨なみの気持ち悪いくらいの再生能力を持っています。他の草はまだしも、ヒエに関しては別対策が必要です。

まとめ

こうした棄滅の刃の鬼のボス:無惨やそれ以外の鬼どものようなヒエの生への執着は気色悪い程しぶといものでしたので、なかなか田んぼの中から根絶させるのも至難の業かな~と思いました。ほんと不死身!?ってくらいだったので、鬼を滅する鬼殺隊の炭次郎達のように、年数をかけて継続的に除草をして根絶していくしかない印象でした。

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