かつて一世を風靡した歩行のプロフェッショナルのデューク更家さんは、TVでのくねくね歩行は印象的でしたよね。今回、無理な姿勢で崩れた姿勢を矯正したいという課題がありました。そんな中で更家さんのおすすめされるバランスボールの紹介動画をネットで見ました。そこで、この椅子でも床でもインナーマッスルを鍛えられる、デューク更家さん監修:イス型バランスボールを活かし体幹を鍛えようと試してみました。使用してみた感想を投稿させていただきます。
方法1:床に置いてTVを見ながら使う
パッケージにもあるこの使い方が基本ですね。むしろ、高齢者の方はこのようにして使われた方がいいのかもしれません。というのも、倒れても横の床に倒れるくらいなので、失敗を恐れずバランスをとる練習ができるからです。椅子上で使用していて体勢を整えるとなると、バランスを崩して落ちる際なんかは身体を制御しきれず適切な受身の状態を維持できない可能性が高いですからね。

あぐらをかいて、あるいはソファに座ってTVを見るのもいいですが、インナーマッスルも同時に鍛えられるという意味でもメリットがあります。普段から鍛えにくいインナーマッスルを同時に鍛えれたら有意義な時間の使い方となりますよね。
方法2:椅子に座ってインドアな何かをしながら使う
イスは腰に負担になる姿勢になりやすいですが、イス型バランスボールを椅子の上に置いて、その上に腰掛けてパソコン作業や本を読めば、有意義な、ながら運動ができます。

完全な球体ではないため、背もたれ側にバランスボールを寄せれば、手前の端に座れないことはないですが、そこは健康のため、中心でバランスをとるようにして腰掛けるよう意識しなくてはいけません。

パソコン作業は普通の椅子でやると、前傾姿勢になりがちですが、イス型バランスボールの場合は、無理した前傾姿勢は不安定で座ってられないので、前傾姿勢防止に役立ちます。
方法3:デスクでパソコン等見ながらの場合は視線を高くして使用
どうしてもイス型バランスボールに乗ると座高が高くなってしまうので、逆にパソコンを見やすい位置にもってくるように市販の支えを購入して安定して固定させておくことが必要です。

ただ、このイス型バランスボールは空気を膨らませて座ると、約12㎝(120㎜)目線が高くなるので、”長時間座る場合は”上記のような画面位置を高くするパソコン台、あるいはスマホも合わせて見たい場合は下のような、パソコン&スマホ台が必要になります。
勿論、そういったものがない場合でも、通常より約12㎝程低めの(お子さん用!?)椅子や丁度いい位置にくるカウンターテーブルがあるなら代用可能です。

方法4:車での”長時間”の待ち時間で使う
また、父の買い物支援でスーパーに車で行った際、車中の待ち時間に使ってみました。すると、目線が高くなるので、ある程度慣れるのに時間がかかりました。

買い物する者・それを支援する者がお互いストレスなく買い物ができるために、買い物支援者も有意義な時間を車中で過ごすためのグッズとして一考の価値があると思います

しかし、注意しなくてはいけないのは、イス型バランスボールは座高が高くなるということです。頭が天井に着くくらいになるので、何かを見ながら利用する際はその物の位置を高めに固定する必要がありますし、過度に体裁を気にする方には座高がかなり高く見えるのでお勧めしません。

イス型バランスボールを使うと、上記のように着席時に足をがに股で組めないので、ある意味で正しい姿勢に矯正するのに役立ちます↓↓

上の写真のようにイスの上に置き座ろうとすると、バランスを崩した時にするっとすべりながら椅子から落ちていってしまうのです。高齢者にはあまりおすすめできない使用法です。
まとめ
デュ―ク更家さんプロデュースのイス型バランスボールとスキマ時間を活かしてインナーマッスルを鍛えることで、姿勢を矯正するのに使っています。ただ、今回試したような車の車内等狭い空間で使うのは多少きゅうくつなところがあるのに加え、座高も高くなることから周りからの視線を気にされる方にはおススメできません。老若男女問わず安心して使用する方法として、ご自宅のテレビを見ながら床に置いたイス型バランスボールに座る、というのが一番のおススメの使い方です。
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