今回炎天下の中で草刈りをしたこちらの休耕の畑、実はその昔、田んぼでした。そのため、畔脇には水を通すためのコンクリートの側溝が存在し、障害物が多くある状態になっています。そこで、細かい部分の草刈りもできる草刈かっちゃんを有効活用し、早朝から草刈りをすることにしました。使用法の実践記録をお伝えします。
障害物の多い場所
法面のコンクリートの側溝周りに用水に必要なパイプ管・木の支柱・コンクリートブロックが設置してあり、草刈りをする際には”障害物”となってかなりやっかいです。
刈り残し問題
従って、上のような法面草刈機や畔用草刈機で一通り草刈りした後でも、あちこち障害物脇は刈ることができなかったため草が生えたままになっています。
ドウカン草刈りかっちゃんで解決
そこで、草刈かっちゃんの出番です。これを使えば、こんな風に刈り残しなく刈れます。ただ、やみくもに刈っていると写真にもあるようなコンクリートや木を挟んで刃先を痛めてしまうことになります。
慎重に刃先を動かせる秘訣はこの先端形状
ポイントは細かく慎重に草刈りできる特徴が先端の可動域の活用です。バネの力だけで開いた状態が下のサイズになります(ちなみに刃長:175㎜)。この途中115°で地面に平行に角度を変え、X字となる横165㎜✖縦230㎜の形状を使えば、地面に腰をかがめることなく細かく慎重な草刈りが可能になります。
刈った草のごちゃごちゃも解決
しかも、この先端形状は以下のような障害物がごみごみした空間で草が用水路に落ちた際に活かせます。
ゴミ拾いまでできる草刈かっちゃん
こうしたコンクリートの側溝では角度のついた先端の形状部分を広げ、その部分で水に落ちた草刈り後の草を下からすくい、拾いあげることができるのです。
勿論、2つ前の写真のような狭いコンクリートのU字溝でもその幅に合わせて刃先を広げることにより、草をその部分で拾い上げることができます。
下の写真のように全て草刈かっちゃんのみで、拾い上げることができました。
メインフレームはアルミ製で、全重量1.2㎏となっています。そのため、こうした場所に応じて様々な使い方をして圃場内を持ち運んでも苦になることはありません。
まとめ
こうして、草刈かっちゃんを有効活用すれば、木やコンクリート等の障害物を避けて草刈りができます。更に、その刃先の形状を活かせば側溝水に落ちた草を拾い上げることもできます。
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