私は兼業農家なので、いわゆる二足の草鞋を履いている状態です。ただ、私も含め今は親の事だったり子供の事だったり三足目、四足目の草鞋も履かざるを得ない家庭は多いかと思います。そこで、我が家では今後も農と生きるためにITを活用することにしました。実践してきたことをお伝えします。
紙からインターネットへ
少しでも農作業をやりやすくするために、農場でITを活用しました。
↓↓
Agrionは日付.圃場データ.作業内容を入力し、作業開始ボタンをクリックし、作業が終わったら作業終了ボタンをクリックで、作業記録ができます。
➊収支計算の手間をITの活用で減らす
取りためた領収書、秋の収穫後の農協からの請求書を参考に、翌年の年間概算予算を11月の最終末日に収支全てを書き込むようにしています(後で実数に書き換える)。
”複式家計簿”というアプリ
(収支の繰り越し額もその都度分かるので、現時点の余力も見極めしやすいです。また、Pro仕様有料版もありますが自分の場合無料版を使ってます)
➋農関係書類作成で悩む時間をITの活用で減らす
役所や農協の提出書類は、作業後Agrionに記録し、その後提出書類に転記することで、行動を書類にすぐに反映させるようにしました。
自分の体や農業機械に負担になったこと等メモ欄に記入して、次に活かします。しかし、難点は、オフラインでの記載ができないところです。
❸農作業で迷う時間をITの活用で減らす
自宅Wi-fiを200m程離れた田んぼで使用できるようにし、農作業中の迷い事は、Agrionで過去作業を見たり、あるいはGoogle・Youtubeで調べます。
❹農作業をしながら家族の見守りをする
自宅Wi-fiで200m離れた田んぼとを結ぶことで、自宅の家族を見守れます。その詳細は、タイトル:自宅wi-fiで近所の家族を見守れる!?にて。
自宅自体が気密性が高い構造物となっているため、逆にwi-fiが繋がりにくいネット環境でした。
しかし、wi-fiルーターの変更とアクセスポイントの追加で繋がりやすくなりました。
IT環境改善&屋外活用手順
アクセスポイントを障害物のない2Fに設置するのがポイント。それに加えて、、、
その1:wi-fiルーターの変更
その2:アクセスポイントを2Fに追加
その他屋外IT活用例①
土曜朝の子供達の習い事のため、農場でスマホのalexaと自宅のecho show8を結んで彼らの起床を確認し、仮に起きていないなら声で起こします。
山側東草刈り,左:草刈り後,右:草刈り前,北住宅街やらず,alexa家族起こす9/9.4:30~7:30,1365歩,299速歩2分,総消費カロリー1966kcal活動消費カロリー331kcal 身体活動量1.7メッツ #介護予防 #早朝 #草刈り #速歩 #自宅wifi屋外使用 #echoshow8 pic.twitter.com/A2i0jQNPd8
— アウトインドア派でいく (@nounoutoiki6) September 10, 2023
その他屋外IT活用例②
echo showやATOM CAM2等の利用で、自宅近くで農作業する高齢者をAlexaを介して見守ることもできます。詳細はブログタイトル”さりげない見守りの一助にAtom cam2”で。
まとめ
紙からインターネット、一見冷たい印象。でも逆にそれは、扱う側が上手に活かすことでハード(物)からソフト(人)のために移行させれるツールとなりえます。私は今後も人の力を活かし農と生きるためにITを活用していきます。
コメント