運動脳という本ではより脳に高い効果を望むなら30分のウォーキング、更に脳の最高のコンディションを保つにはランニングを週3回、1回あたり45分以上のランニング等の有酸素運動がいいそうです。しかし、そればかりを日常的にできる人は限られるのではないかと想像がつきます。そんな方への救いの言葉として、同時にこの本では、わずかな(例えば5分)運動でも効果がないわけではないとも言っています。そこで、少しでも運動に繋げれるよう気の抜けやすい旅先でも工夫してみました。その記録を投稿します。
とにかく身体を動かす機会を作ることが重要
重要なのは身体を動かすことであって、まずはその機会を作ることが最善です。人間は怠ける動物なので、やろうと意識するだけではなかなか継続できるものとなりません。こつこつできる機会を作りましょう。

私が実践しているのは、目的を果たす過程を運動にする、ということです。その目的も仕事や家事、動物世話等避けて通ることのないことの中に取り入れることにより続けることのできる自分の習慣となっていくのです。

我々親子も暇があればできるだけ歩くよう週末は心がけていました。それも、個人競技を好む子供にとって良い効果に成ればと思い、一時は毎週末に息子を連れて田園風景の広がる田んぼ脇の農道を歩いていました。

この後、息子は中学の陸上部に進み本格的なトレーニングをするようになったので、今は自身のトレーニングとして週末に近くの農道をフィールドにしてかつて学生時代にもやっていたウオーキングを習慣的にするようになりました。
身体を動かす機会を習慣にすれば、どこでも実践可
誰かと一緒ではなくても何気ない日常の中の隙間時間で、少しだけでも意識して運動するよう行動に移していけば、更に自分の身体を動かしたい、と貪欲になっていきます。若いころはいいのですが、歳をとればとるほど新陳代謝が弱まり、食べたら食べた分身体は太るようになっていきます。

そんな自分を戒め、衰えたら衰えた身体をカバーすればよい、そんなのんきな発想で、コツコツ実践していきます。実は、これらのことをする以前には、スイミングやらマラソンやらをしていたことがありましたが、それらに対し自分の拘束時間が長くなり、更に時期と場所が限られるという問題があり、長続きしませんでした。どこでも効果的に自分のためになる運動が課題だったわけです。
冬場の速歩習慣が別の場所で活かされた例:海水浴
そんな時、いつでもどこでもできる運動として見つけたのがインターバル速歩でした。この運動は無理なく速歩をすることで有酸素運動をしつつ、辛いくらいのタイミングでウオーキングに切り替えるというものです。冬場に毎週やっていた速歩習慣が夏場にも活きた事例を以下に書きます。
食べすぎの改善を”思う”だけに終わらせない
家族旅行として泊りで海水浴に行くと、夕食が多く出てきました。気分も高揚しているので思いっきり飲み食いしますよね。案の定我々もたくさん食べたのですが、この後食べた分のエネルギーを消費したいところです。ほとんどの方がそんな時、そう”思うだけ”にしていませんか!?

インターバル速歩は気楽に日常に取り入れられる有酸素運動
案の定、翌日起きてみるとかなり身体がむくんでいます。そこで、翌朝地元の散策も兼ねて、妻と娘は散歩、私と息子は冬場習慣にしているインターバル速歩をしました。

朝一の海辺の景色は澄んでいてとても素晴らしく、すがすがしい気分でよい腹ごなしの運動をすることができました。なおかつ、こうして運動することで”運動脳”で言う脳に効果的な運動になったのかもしれません。というのも一日の旅の目的地をどうしようかと考えた際も頭も冴えたので当日の目的地が次々とイメージできたのです。
運動すると、更にしたいという欲求が生まれます
更に、朝一で運動したことによりまた別の目的地でも運動をしたい、という欲求が生まれてきました。そこで、帰途で寄った熱田神宮では散策も兼ねて神宮内を家族で散歩しました。
ところが、初めて行くところだったということもあり、参拝後の神宮内の散策で迷ってしまいました。

しかし、朝からの運動で頭が冴えていたこともあり、すぐに駐車場の方向を推測し、車に戻ることができました。朝一でインターバル速歩をしたのが良かったのかな😊。

まとめ
どんな場所でも食べ過ぎたら、次食べる何かを減らそうとか考えるのではなく、更には運動してエネルギー消費に努めようと”考えるだけに終わるのではなく”、朝一から少しの意識で何気ない日常の屋外を運動の場にしようと一歩を踏み出します。すると、今回私達の場合、小旅行の中で気分がスッキリ整い、次への運動の欲求が自然とわいて健全な一日を過ごすことができました。
コメント