高齢の母は、大雑把です。痛くなるまで病院には行かず、ひどくなってから、「どうしてこうなったんやろう?」と無理な姿勢での畑の草取りをしていることを棚に上げて言います。案の定、草取りは15分までと整形外科のお医者様から言われたのに長時間やり過ぎて腰と膝を痛めてしまいました。そこで、その馴染みの整形外科に連れて行こうとしましたが、なかなか予約がとれない様子の病院です。そこで、私が早朝の農作業から始めた早起きの習慣と、病院のネット予約システムを活用し、母に待たせることなく診察を受けてもらえるようにしました。
自分の習慣を親の支援(通院)に活かす
ある日、父のお使いで、自分の脚力を活かし自転車で買い物に出かけようとすると、母が畑の脇で草むしりをしていました。お医者さんにはしゃがんでの草むしりは1日15分程度にしておきなさい、と言われているようですがその時間を超えてもむしり続けています。

案の定、母は片足が痛むようになりました。本人は「農作業は気晴らしになるんや」と言いますが、いくら農力に魅せられても身体を壊しては元も子もありません。素直に病院のお世話になるのが常とう手段です。ところが、最寄りにある整形外科は遠方からも来院する程人気があっていつも混んで待ち時間が異常に長いところです。その一方、ネット予約も採用しており診療時間内に1時間一人のネット予約枠を設けています。

早起き習慣を親の病院のネット予約に活かす
そこで、この朝から始めれるネット予約をしようとしましたが、朝7時代に予約サイトに進んでも既に予約で埋まっていました。どうやらネット予約開始の早朝5時直後に予約が殺到しているようなのです。そこで、兼業農家として稲作を始めて以来、平日でも朝の時間帯を農作業にあてる習慣が身についている私は気合を入れ、起きて間もない予約開始の朝5時にチャレンジしてみました。

整形外科のネット予約開始
まず、朝4時半に起きストレッチも兼ねた準備運動をして予約までの時間を過ごし、病院のホームぺージを開きます。

予め新規登録で受診者情報を母にして登録してあります。

代理で予約を取る場合が正しく今回のように、母の代わりに息子の私が予約を取るケースにあたります。そして、最下部の”予約する”のボタンをクリックします。

結果
予約開始時間の朝5時から急にサイトのロードが重くなりましたが、予約画面に移ると、素早く受診者名→来院希望時間枠をクリックして、希望の夕方6時半の枠を取ることができました。農作業で早起きの習慣が身についていて良かったと思えた瞬間でした。ちなみに、この5分後の早朝5時5分には全ての予約枠が埋まり予約できない状態になっていました。
勤務終了後母を連れて病院へ
杖なしで受付まで行けました
前回かつぎ込んだような状態の時には、杖をついてしかこの辺りも歩けず近くにいないといけない状態でしたが、診ていただいたおかげでかなり改善し、杖に頼らず歩いてくれています。

待合室にて
しかし、今回はまだ片足の痛みが気になるというので、念のため杖も持ってきています。転ばぬ先の杖ですね。

診察室前の長椅子に
ネット予約の甲斐あって、待合室に座って1~2分後には診察室前の椅子まで通されました。
診察
診察の中で先生は、膝に若干の水がたまっていたということで、注射を施すと良いと言われ、まずは奥の診療室で注射の処置を受けました。

リハビリ
そして、次にリハビリ室に通されました。母はそこに常駐する理学療法士の先生に、まずは歩き方の注意点として、膝に負担をあまりかけないような歩き方をすることを勧められました。

具体的には無理に身体を沿って歩くようなことはせず、歩幅は肩幅程に広げて若干前のめりぎみに歩くよう念を押されていました。

温熱治療
膝に負担をかけない歩き方に慣れたところで、母は治療ベッドに寝かせられ、患部の膝の温熱治療を施されました。

ストレッチ
更に、母は足のストレッチの仕方のご指導を受けました。両足を曲げずに悪い方の足を真上に持ち上げ20秒そこで止める、というものです。

次に起き上がり、その体勢で幹部の膝下に膝が若干持ち上げられる程のボール、もしくはクッションをかい、真下の地面に押さえつけるようなストレッチをこまめに行うことを勧められました。

診察の終了
診察を終えて家に連れて帰りました。今回は仕事の終業時刻の夕方5時30分に退社し、家で母を車に乗せ、ネットで予約した夕方6時30分に間に合いました。朝5時にネット予約しこのように母を診察を受けさせることができ、私自身の早起きの習慣に感謝です。

田植え、稲刈り、草刈かっちゃんを活用した草刈り等、農作業のための早起きの習慣は時に家族を助けます。
まとめ
良い病院は混みあうのは当たり前です。しかし、良心的な病院の中には患者や家族に寄り添い、待たなくて済む予約システムを取り入れたり、比較的遅い時間(今回行った整形外科は夕方6時半まで)まで診療していたりもします。受付に聞いてもいいとは思いますが、電話も混み合っていることが多いため、ネットを活用しホームページで確認すると思わぬお得情報が得られます。その情報の範囲内で自分の生活環境や習慣に沿った形で行動をすり寄せていけば、今回のように自分や家族の負担軽減をして助けることに繋がります。
コメント