『運動しなきゃ』と思いながら、ジムに行く時間もお金もなく、気づけばメタボ体質…。実は私もそうでした。ところが、田んぼの草刈りを”やり方を意識して”半年続けただけで、体重が落ち、筋肉がついてきたのです。
※この記事では、農繁期の草刈りがなぜ”身体を守る運動”になるのか、実体験で解説します。
なぜ農作業は『運動にならない』と思われがちか
きついだけ
道端の畑で草取りをする高齢者を見ると、案外本人は気晴らしでやってたとしても、”きつそう”と思われても不思議ではありませんね。

腰を痛めそう
過去の何気ないご近所の農地の写真ですが、このように広い範囲をキッチリ草を抑え込んで圃場を整えようとすると、機械を使わないとしたら腰を痛める辛い作業になります。案の定、この場所の数年後の様子はガラリと変わることになります。

続かない
上の写真の畑ではは高齢者が農作業をしていましたが、亡くなった後は後継者が続けることはありませんでした。きっと農作業は”きつい”と思ったのでしょう、結局耕作放棄地になる程にまでなってしまったのです。それが下の写真です。

草刈かっちゃんで草刈りが『全身運動』になった理由
そんな折、農作業の中でかなりのウエイトを占める草刈り作業の際に、草刈かっちゃんを使えば、体幹を整え運動を兼ねて草刈りができるのではと思いつきました。そして、本年5月から早朝に田んぼに速歩で向かい、草刈かっちゃんで草刈りをする運動習慣を始めたのです。

(6月田植え後約1週間の田んぼの様子)
姿勢
自転車は腰から上の体幹のバランスをできる限り真っすぐに保つようにしながら運転します。同じように草刈りかっちゃんでの草刈りも、できるだけ体幹を真っすぐに保つようにして行います。

上半身の使い方
腕・背中・肩の筋肉中心に、筋トレの道具のブルーワーカーを使う感覚で、草を挟んで切るを繰り返します。

足腰の使い方
足腰で軽く前後にバランスを整え、できる限り真っすぐ(おへそを上に向ける感覚)で体幹を中心に置きます。正直、足腰の運動としては物足りない面があるので、それ以外は農場に行く際に車等での移動を速歩に置き換えて足腰の運動をするようにします。

無理なく継続できた点
稲作で負担の多い部分はサボって、その部分に生えた草は草刈りを兼ねた運動に変えます。こうすることで、自分にもプラスの効果があることから長続きしやすいです。

(シーズン最終の10月第1週目の草刈りの様子)
昔から現在に至るまでの体形の劣化
20代~30代(ふくよか)
やりたいことがある時にしか身体を動かすことはなかったです。体調管理しないでいたことにより、若干ふくよかな体形となり、後のメタボ級になるまでの足がかりとなったことは否めません。

40代半ば(メタボリックシンドローム)
定期的に身体を動かすきっかけとなったものが、今に続く農作業です。

丁度この頃、父の体力が衰えたため、できる範囲の畑作をしてもらい、私は稲作を引き継ぐことにしたのです。でも、労働後の酒はウマい😋!ってな感じで夜の食事も増え、ついにメタボに、、、

40代後半
そして、40代後半の本年、令和5年4月時点の体重ですが、ついに人生初の70㎏代の体重となりました。←投稿:動き回れ!体重・組成計HBF-212より

半年前→”農作業+運動”の実践を思いつく
一方で稲作は日本の豊富な水資源を使い、四季の気候的恩恵も受けながら広大な農地を草の発生を抑えながら、ある意味日本の風土を守る農業と言えます。なんとかそんな農と生きるために身体を守りながら続けれる方法はないものか、、、。そこで思いついたのが”農作業+運動”でした。
現在の農作業+運動実践による成果:体重
前年末と比較し2.2㎏減量しました。

現在の農作業+運動実践による成果:見た目
腕の筋肉
腕の上腕の筋肉が横に張り出し、明らかに鍛わった見た目になりました。

肩の筋肉
肩に筋肉が付いて、なで肩でなくなりました。

現在の農作業+運動実践による成果:疲れにくさ
昨年は高血圧で拡張期:84以下,収縮期124以下(㎜Hg)が基準に対し、98,147で、いずれも基準を外れた値だったのに対し、今年は79,122で基準に収まりました。そのため、疲れやすさは高血圧でも出ると言われていますが、このようが数値からも分かる通り疲れにくくなったと実感しています。
ジムと違って続いた理由
生活の一部:育てることが必然的に運動習慣になる
犬を育てる方は、犬を散歩に連れて行くことが必然的に運動習慣となっていることを考えると、必然的に運動せざるを得ない状況を農業にも当てはめることは可能です。

お金がかからない
すなわち、ペットと同じく、農作業は作物を育てる必要性で農場(田んぼ)に草刈り等で定期的に向かわずにはいられません。そこでは、かかる費用は少額で農作業に至っては、その後穫れた作物を販売して収入を得ることもできます。

やらなきゃいけない作業
この機会を利用し、乗り物じゃなくインターバル速歩等、その他あれば運動効果の高い方法で目的とする作業現場に向かうようにすれば、逃れようのない運動習慣になるのです。

こうした習慣が身に着くと心に余裕ができてきます。

(オフシーズンに親子でインターバル速歩をしている様子です、息子に右手の振りを大胆にするようアドバイスしています)
まとめ
耕作放棄が増える零細農家でも農作業が無理なくできるように改善すれば道は開けるのではないでしょうか。すなわち、”農作業をやらない理由”であきらめるのではなく”農作業をやる意義を”新たに見出すことで価値あるものとなると考えるからです。例えば、農作業が自分自身の健康に寄与するのであれば、医者や介護等将来の健康にかかる時間の時短化とそれにかかるコストを減らすことができると想像できます。今回はそんな前提で健康のための運動になるよう、草刈り中心に、農作業を兼ねた運動をして減量し筋肉UPさせることができました。
身体を動かさないで必要以上に食べているから太るわけで、普段の生活(私の場合は農作業の合間)の中で運動し身体を活かす習慣を作ったことで、半年でも理想の減量&筋肉UPを達成することができました。これらの習慣で、農にも自らの身体にも持続的な”道”ができたと自負しています。


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