自宅Wi-Fiは屋外でどこまで届く?農地(田んぼ)で実測検証してみた

wi-fiで住宅と農地を結ぶ 身体を守る時短生活/農
屋外で家事と農作業、家族との連絡を平行して行うのに、自宅wi-fiが活躍します。

屋外で自宅のWi-Fiはどこまで使えるのでしょうか。
ベランダや庭はもちろん、少し離れた場所でも使えたら便利だと感じたことはないでしょうか。

そこで今回は、自宅Wi-Fiを使って、屋外の農地(田んぼ)でWEB検索・動画視聴あるいはネットワークカメラがどこまで使えるのかを、実際に距離を取りながら検証してみました

【検証結果の要約】
・遮蔽物ありでも約160mまでWEB・簡易動画は使用可能
・建物がなく直線が確保できると、通信は明らかに安定(但し冬季はなぜか悪い)
・200mでは用途は限定されるが、記録・検索用途なら実用的

  1. 自宅Wi-Fiは屋外でも使い時短の切り札になるのか?
  2. 今回の検証環境(自宅wi-fi環境・農地・距離条件)
    1. 自宅
    2. wi-fi
    3. アクセスポイント(中継器):RE605Xの位置
      1. 垂直方向
      2. 水平方向
    4. アクセスポイント(中継器)の汎用品:RE605Xを使用
  3. 屋外で自宅Wi-Fiを使う際の注意点
    1. 農地
    2. 距離条件①建物あり 2023年7月(夏)検証
    3. 距離条件②建物なし※検証ポイントは上記と同じ 2026年1月(冬)検証
  4. 自宅wi-fiはどれくらいの距離まで接続できたか(自宅前建物あり)
    1. wi-fiはコンクリート建造物に弱い
    2. wi-fiは屋外の木造建物間は弱い(通らない)
    3. ”屋外”160m先で使えるwi-fiの能力(自宅前建物あり)
      1. 160m先での測定結果
      2. 屋外160m先でのIT機器の使用
    4. ”屋外”200m先で使えるwi-fiの能力(自宅前建物あり)
      1. 屋外160m先での測定結果
      2. 屋外200m先でのIT機器の使用
        1. 屋外200m先のwi-fi能力は動画以外のwebなら使用できる
        2. 普段の自宅wi-fi200m離れた屋外での活用状況
  5. 目の前の建物がない場合は通信状況はどう変わるか【追検証】
    1. 自宅前建物なしで、160m離れた場所の通信
  6. 自宅前建物なしで、200m離れた場所の通信
  7. 距離が離れると通信が不安定になる条件
  8. 今回の検証で分かったことまとめ
    1. 意外なwi-fi可能ポイント:建物あっても広めのガラス窓ならwi-fiは通る
  9. まとめ
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自宅Wi-Fiは屋外でも使い時短の切り札になるのか?

コロナ禍で2世帯住宅内で感染者がでた場合に、世代間でecho show8を利用し相互見守りできるよう、1台のwi-fiで建築面積110坪の1階、2階全てで繋げれました。そこで、屋外でも自宅wi-fiでIT活用することで作業効率を高め時短できるものとなるか試してみました。

自宅wi-fi環境改善
アクセスポイント(中継器)を追加することで、wi-fi範囲を広げることができました

今回の検証環境(自宅wi-fi環境・農地・距離条件)

自宅

建物:建築面積110坪の2階建(wifi発信は冒頭の絵①と②)

wi-fi

1Fキッチンに本体wi-fiルーター:TP-LINK製AX73,1F屋外にアクセスポイント(中継器):①TP-LINK製EAP225-Outdoor(本体とアクセスポイントモードで接続),

2F田んぼ側窓際に②TP-LINK製RE605X(本体とアクセスポイントモードで接続)

アクセスポイント(中継器):RE605Xの位置

アクセスポイントRE605Xの設置場所
RE605Xを2階の窓際に設置しています。自宅内は広い範囲に、屋外は遠くまでwi-fiが届きます。

垂直方向

この時の自宅2階にあるアクセスポイント(中継器)の位置は1Fの地面から6m程の位置です。

水平方向

更に、アクセスポイント(中継器)のお隣さんの2階窓からの距離は16m程です。

屋内から見たRE605X

アクセスポイント(中継器)の汎用品:RE605Xを使用

そして、アクセスポイント(中継器):RE605Xを母屋2階の位置にセットし、田んぼ側の200mの山際の位置から測定しました。

屋外でのwi-fiのSSID:5ghz使用は違法なので、2.4ghzのみしか使えません。また、他人に使われないよう、パスワードの暗号化は必須です。

屋外で自宅Wi-Fiを使う際の注意点

農地

南に山の接する約900坪(自宅より徒歩で約2分)の田んぼ

距離条件①建物あり 2023年7月(夏)検証

【建物取り壊し前】

自宅から田んぼまでの最短距離:120m

自宅から田んぼまでの最長距離:200m

距離条件②建物なし※検証ポイントは上記と同じ 2026年1月(冬)検証

【建物取り壊し後】

距離は建物取り壊し前と同じですが、前半の検証後に目の前の建物(他人所有)が取り壊されたので、後半では同じ場所で同様の検証をしてみた結果を記します。

自宅wi-fiはどれくらいの距離まで接続できたか(自宅前建物あり)

まず、wi-fiルーター:TP-LINK製AX73からLanケーブルで玄関先に、屋外用のアクセスポイント(中継器):TP-LINK製EAP225-Outdoorを引っ張り出してこれたので、どこまで届くか試しました。

wi-fiはコンクリート建造物に弱い

そこで、我が家から下記絵①の右下に広がる畑の方向にどこまでwi-fiが届くのか試したところ、残念ながら高低差のあるコンクリートの坂までの70mまででした。そして、結局それ以上は中継器を使っても届きませんでした。

wi-fiは屋外の木造建物間は弱い(通らない)

次に家と家の間の縦長のスペースで試すと、我が家からその先にわずかに見れる田んぼの方向(下図②)にはwi-fiは届きませんでした。

”屋外”160m先で使えるwi-fiの能力(自宅前建物あり)

160m先での測定結果

下図でいう③の160mの位置(田んぼの真ん中)で通信速度測定アプリSPEEDTEST(by IPVANISH)を使用した結果は以下の通りでした。

1回目:ダウンロード5.04アップロード6.60 、2回目:ダウンロード5.57アップロード5.99

wi-fiで住宅と農地を結ぶ
家事と農作業、家族との連絡を平行して行うのに、自宅wi-fiが活躍します。

屋外160m先でのIT機器の使用

そして、160m先の田んぼのリン酸鉄リチウムバッテリーにATOM CAM2ネットワークカメラを接続し、自宅のecho showからその景色を見ることができました。

バッテリーとバッテリーボックス
リン酸バッテリーをAtom cam2の電源として使いました

”屋外”200m先で使えるwi-fiの能力(自宅前建物あり)

屋外160m先での測定結果

その結果、最初の絵④の位置で通信速度測定アプリSPEEDTEST(by IPVANISH)を使用したら、以下の通りでした。

ダウンロード4.13アップロード6.30

wi-fi家から200m先の山まで届く
果たしてこのwi-fiは使えるのか実証スタート
wi-fi家から200m先の山まで届く
自宅から200m先の山までwi-fi届きました。そこそこは使えるwi-fiです。

屋外200m先でのIT機器の使用

色々試したところ、道の駅にあるフリーwi-fiと同等能力くらいで、WEB程度なら見れます。

屋外200m先のwi-fi能力は動画以外のwebなら使用できる

さすがに200mではネットワークカメラも使用できず、動画もギリギリ見える程度でした。なんとかalexaは繋がりましたが、家族の見守りには物足りないです。

普段の自宅wi-fi200m離れた屋外での活用状況

農作業記録をするのに自宅wi-fiを使い200mの田んぼでAgrionアプリを使っているところです。

200m離れていてもアンテナ2本
自宅wi-fiは自宅から200m離れた農場でもアンテナ2本立ってます
自宅wi-fiを200m先の農場で使っています
クラウド農業アプリ:Agrionを自宅wi-fiを利用し、200m先の農場で使う

目の前の建物がない場合は通信状況はどう変わるか【追検証】

自宅前の家が空き家になり、その後取り壊され建物が無くなりました。そのため建物が無くなったことで我が家の田んぼが見えるようになりました。この機会に目の前に建物があった頃と比べ、我が家の自宅wi-fiの田んぼでの通信状況がどうなっているのか確認したくて実証することにしました。

これまであったこの建物が~、、

無くなりました、我が家の田んぼが建物と建物の間に見えます。

上の景色が見える我が家の2FからTP-LINK製のAP:RE605Xからwi-fiを飛ばします。

自宅前建物なしで、160m離れた場所の通信

すると、真ん中の屋根が我が家なんですが、こちら田んぼの自宅から160m離れた田んぼまで届きます。

ダウンロード8.66アップロード3.60

自宅前建物なしで、200m離れた場所の通信

ダウンロード2.62、アップロード3.31(隔てる建物無くなったのに通信状態悪い)

私のブログの検索をしたところ、1分かかってようやく見えました。

動画は紅白歌合戦の米津玄師が1分30秒してようやく見えました。





距離が離れると通信が不安定になる条件

①コンクリートや家に遮られている

②寒い時期に利用→建物が無くなり隔てるものがなくなったのに通信状態が悪い、ということからそのように推測されます。

今回の検証で分かったことまとめ

意外なwi-fi可能ポイント:建物あっても広めのガラス窓ならwi-fiは通る

また、自宅から200mの山際の位置は丁度、自宅から正面の家の窓を通して直線上の位置となり、ここでもwi-fiは繋がりました。

200m離れた山まで届く自宅wi-fiと山の間にある他人の家
自宅wi-fiにとって障害となりそうな他人の家も、大きな窓があるなら問題ないようです。

かつては田んぼが見えていた2Fの前に、お隣さんの2階建ての建物が建ち、ちょうどその視線上に幅約160㎝の窓が設置されていたので、ガラスを通してwi-fiが通過していたのではないかと考えられます。

まとめ

①なんとか屋外の200m先まで届き、簡単なWEB検索やアプリは使えました。

②また、160m離れた場所までなら条件次第で動画も見れ比較的安定して使えます。

これら実際の距離がある農環境を活かした実験により、間に遮蔽物がない環境なら自宅wi-fiで160mほどまでなら近所の家族の見守りに使えると言えます。

但し、建物やコンクリート壁等がなく通信状態が良い状態であったとしても、冬場の屋外は著しく通信状態が悪くなるとも言えます。

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