築古戸建を購入し、賃貸にだすことを想定した時、内装で一番気になったのがキッチンの換気扇でした。収益物件のDIYは初めてであっため、キッチンでひときわ汚れた換気扇を見た時、不安になりました。しかし、実は親の住む築古戸建で、彼らの身体を真夏の暑さから守るべく熱交換用換気扇を設置したことはあったので、今回当時の経験が活きました。たとえ、見た目古くどうしようもならないような換気扇でも、普段から家族の身体を守るDIYをしていたおかげで、失敗せずに取り換えられた今回の実体験をお伝えしようと思います。
なぜ換気扇交換が必要だったのか
状態確認1:外観は問題なし
この異様に汚れた古い換気扇の外観ですが、清掃すれば何とかなりそうでした。ただ、電源を入れようとぶら下がっていた紐を引っ張ってもビクともしませんでした。この時はその大元さえ直せば使えるとタカをくくっていました。

状態確認2:駆動部品は使用可能
最初はこのように側を外して状況確認しました。まずはオイルドレン受けを外してプロペラも外します。見た目は清掃すれば十分使えそうな感じでした。

状態確認3:内部は外から見ると不安
しかし、内部は真っ黒で様子が見づらい状態でした。この段階で一抹の不安が残りました。

状態確認4:内部は再生不能
内部は全体的に油で汚れ、起動の紐に繋がっていた部分は完全に固着して動く気配すら見れませんでした。入居者の方がガス機器を安全にご使用されるのに換気は必須なので、新しいものに交換することにしました。

初めてでもできると思えた理由
ここで決断した換気扇交換は初めての作業でしたが、完全にゼロからの挑戦というわけではありませんでした。
実は2024年の夏、親が住む築古母屋の2階があまりにも暑く、身体への負担が大きかったため、DIYで換気扇を新たに設置した経験があります。
当時は温暖化の影響もあり、室内環境を少しでも改善する必要がありました。そこで、三菱製の換気扇とプラグタイプの電源を活用し、試行錯誤しながら設置したのを覚えています。
このときの経験があったことで、「換気扇の構造」や「取り付けの流れ」に対するイメージができており、今回の“交換”という未知の作業に対しても、大きな不安を感じずに取り組むことができました。
結果として、作業の手順を理解していた分、無駄な試行錯誤を減らすことができ、時短にもつながったと感じています。
実際にやった換気扇交換の手順
手順1:簡単な養生
下にポロポロと油や金属のカスが落ちます。あくまで入居者の方の住んでいただく戸建なので、機器の交換の際も汚れないように心がけました。

手順2:手でひたすら外す
上の状態確認1~4の作業は5分ほどでできます。オイル受けは普通に外れ、プロペラ部は左回しをすれば外れます。油のこびりつきが激しい箇所はマイナスドライバーも使いゆっくり外せばよいだけです。外した部品は下が汚れないように、予め袋に金属とプラスチック分けてまとめ片付けの時短に努めました。

手順2:サイズ確認
現場でサイズ確認
ネジの位置や枠のくぼみや外観のサイズは紙に書いて控えておきます。なぜなら、新品の換気扇はプロペラの直径を図りそれと同等サイズに交換すればいいのですが、今回の物件に取り付けられたような壁の端に設置された換気扇の場合、枠が当てはまらない場合があるからです。その際、念のため壁固定のネジの位置も控えておくとよいでしょう。

お店でサイズを確認
お店で購入する場合は上記メモとメジャーを持ってでかけます。見本等あればそれが実際の現場のサイズに一致するものなのか測って確認します。

ネットでサイズを確認
お店で見た換気扇はサイズが合わなかったので、ネットで換気扇にぴったり合うものを探し購入しました。

手順3:取り付け
説明書で取付方法をチェック

ネジ穴は旧のネジ穴の位置に合わせて枠を固定(時短で固定が可能)
旧の換気扇は建物の木枠に取り付けられていましたが、できる限りその穴の位置を変えなければDIYの時短に繋がるので、予めネジの位置や深さ、はめ込む枠穴の位置を確認してから取り付けました。



カバーは電源コードが干渉しないようにはめ込む


駆動部品(プロペラ)をはめ込む
はめ込む位置が本機側は突起、プロペラ側はくぼみになってるので、ここを重ねるようにしてはめ込みます。

ハマりました。

駆動部品(プロペラ)固定部品をかぶせて固定する

下にオイルドレン受けを取り付けます

完成!

試運転
問題なく稼働しました。

やってみて感じた注意点
キッチンのシンクのガス台に登って作業をするわけですが、身体の安全を守るために、シンク等取り付けのものに登る場合は安定してると妄信せず、揺れないかゆすって確認します。

案の定揺れたので、重心をシンクの端にいかないように意識して作業を行いました。登る際だけ壁に手をかけ端から立ちますが、作業は養生の袋をまたぎ、シンクの中心に立って行います。

過去のDIY経験が活きたポイント
- 物件のペンキ塗りで身につけた身体を守る判断力(危険回避)
- 実家の天井換気扇を交換した経験が手順の理解の時短化に繋がりました
- ペンキ塗りの際の養生を活かしたことでキッチンをきれいに保ちながら作業ができました
外注との比較
- コスト:近くのホームセンターでは5千円の手数料がかかると聞きました。
- 時間:ホームセンターでは設置までに1週間をみて欲しいと言われました。
- リスク:外注では今回のような壁際設置の状況を事前に十分伝わらずに現場に来ることによってトラブルに発展するリスクがあります。
まとめ|小さなDIYの積み重ねが大きな作業を可能にする
身体を守る判断で、ペンキ塗りの際にも高所でのDIYを慎重に行った経験がキッチンの高所での換気扇の取り付けにも活かされました。換気扇の建物側の枠自体をやり直す等のいきなり大きいDIYはやらないでも、できるだけ現状を活かし換気扇を設置する方法はないかと考えDIYするような、小さい経験の積み重ねが築古戸建投資でコストを抑えるためには重要だと感じました。

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