スマホを見ながらの歩行、自転車等は絶対にダメです。しかし、自宅内で安全を確保した状態で”ながら運動”をするのは個人の自由です。しかも、歩きながらというのではなくその場で足踏み、すなわち昔で言う青竹踏みのようなもので足裏を刺激しながら、というなら安心ですし一挙両得ですね。そこで、今回スマホを見ながら青竹踏みの現代版バージョンのRearchという商品を活かして、身体にも脳にもRearchとスマホで刺激を与える試みをしてみました。
屋外道路で敏感に危険回避できるのはイノシシくらい
突然ですが、我が家の山際の田んぼの前の道を通るイノシシは、道路脇の電気柵にギリギリ付かない距離で土をほじり”ながら”餌を探すのが得意です。この動物的感性には目を見張るものがあります。しかし、この感性はほとんどの人間は備わっていないと考えた方が良さそうです。

人間は道路で他の何かを”見ながら”乗り物に乗れる程器用でない
ただでさえ乗り物、側溝等危険がたくさんの道路で人間が何かを見ながら乗り物に乗るだなんて、危険極まりないです。その証拠に、何か他のことに気をとられ、道路脇に突っ込む自動車事故が後を絶ちません。私のご近所でも田んぼに車が突っ込む事故が発生しました。

人間は道路で他の何かを”見ながら”歩ける程器用でもない
じゃあゆっくり歩きながらといったら、これも危険と隣り合わせなのでダメです。道路脇に落ちていくようなデメリットしかありません。

運動脳という本は汗をかく程の歩行をしたら記憶力の強化に繋がる、というメリットが書いてありますが、これも勿論歩行の”後”に学習することをおすすめしているだけです。
じゃあ、止まった状態なら”ながら”が許されるわけでもない
スマホに気をとられてて前見るの忘れてクラクション鳴らされた、なんて経験皆さんないですか!?私はあります。乗り物の停車時でもやはりやめた方がいいのです。

屋内で立ったままの”ながら”許される
前置きが長くなってしまいましたが、人間が屋内で立ったままの状態なら何の危険性もなく誰にも迷惑をかけることはないのです。でも、どうせ立ってスマホ等を見ているだけなら、この隙間時間を活用して何か運動したいと考えました。
果たしてスマホを見れるのか!?
そこで、かつて立ったまま運動できる道具として流行った、竹踏みというマッサージ健康器具を思い出すに至りました。ただ今回紹介するRearchは、やり方は今まで竹踏みに似ているものの、竹踏みのように痛みを感じることなく、スマホを見ながらでもできるのがいいところです。
揺れててもスマホを見れるのか!?
揺れてる電車内で器用にスマホを見ている方は大勢いらっしゃるかと思います。ですから自宅でも難しい話ではありません。しかも自分のペースでリアーチを踏みながらスマホを見るだけなので、むしろ電車内より気楽でリラックスした状態でできます。

従来の青竹踏みは、振動が激しくスマホが見ずらいですが、Rearchの形状は平べったい形なので、小刻みな足踏みをしながらスマホを見ることもできます。
果たして運動になるのか!?
速歩トレーナー:AM600Nという活動量計を使って、実際にRearchをで足踏みしながらスマホを操作し、どれぐらいのエネルギーが消費されているのかを確認することにしました。

すると、5分間スマホでSNSに投稿しながらRearchをした結果で、13.7kcal消費していました。例えばきゅうり1本(100g)あたり13kcalなので同等の消費カロリーになります。少ないけど、じっとしてスマホを見ているより健全です。
スマホを見る時の注意点は?
本やパソコンやスマホを見る時、斜め下に見ることが多くありいませんか!?しかし、残念ながらこの姿勢は首に負担がかかります。そのため、なるべく下の方向に画面を置かない見方を検討するのが望ましいです。

また、Rearchを踏む際にも見下ろすにも、視線が下だと画面が揺れる上に、身体の陰で見えづらくなります。そのため、顔の平行線上に画面を見るのがベストと思われます。しかし、支えがない分こうしてみると腕が疲れてきますが、腕のトレーニングと強引にとらえることにします(^^)!。

まとめ
ながら○○はおすすめできるものは少なく、ましてや屋外で何かを見ながらの移動は、歩行だろうが乗り物に乗っていようが危険で人にも迷惑がかかるのでいけません。しかし、自宅内でRearchを活かしてスマホのSNSを見ながらの運動は危険性もなく人に迷惑をかけることもないのでおススメです。どうせなら、目にも優しく見るためにも姿勢を正し、画面位置を水平方向にして見るのがいいです。
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