はじめに|築古戸建DIYは「やるか外注か」で収益が変わる
築古戸建のリフォームは、「どこまで自分でやるか」で収益が大きく変わります。
今回、私は収益物件として購入した築古戸建にて、
風呂の破損したタイル補修、脱衣所の穴埋め、天井の再塗装といったDIYに初めて挑戦しました。
正直に言うと、すべてが初めての作業です。
それでもやってみようと思えたのは、亡き祖父の存在があったからです。
祖父は、いわゆる左官職人。
昔ながらの竈(かまど)を作る職人でした。
「祖父だったらどうやるだろうか」
そう考えながら、しゃがみ、伸び上がり、身体に負担のかかる作業を繰り返しつつも、養生と効率を意識しながらなんとかやり切りました。
この記事では、実際にやったDIYの手順・工夫・失敗・注意点をリアルにまとめます。
今回DIYした内容|築古戸建のリアルな劣化状況
今回手を入れたのは、以下の3点です。
- 風呂場のタイルが割れている・欠けている
- 脱衣所の床や壁に穴が空いている
- 天井に汚れ・シミがあり見栄えが悪い
築古戸建ではよくある状態ですが、放置すると「内見で即NG」になるポイントでもあります。
Before

After

築古戸建DIYで意識した3つのポイント
① 完璧を目指さない(賃貸レベルでOK)

自宅ではなく賃貸物件なので、100点の仕上がりは必要ありません。

「清潔感があり、問題なく使える状態」を目標にしました。

② 養生を徹底して作業効率を上げる
塗装やコーキングは特にですが、養生が甘いと後処理が大変になります。
結果的に、
最初にしっかり養生した方がトータル時間は短くなると実感しました。

③ 身体への負担を減らす動き方
今回一番きつかったのは作業そのものよりも「姿勢」です。
- しゃがみ続ける(床作業)
- 見上げ続ける(天井作業)
そこで意識したのが
「同じ姿勢を長く続けないこと」
短時間で区切りながら進めることで、負担を軽減しました。

風呂のタイル補修をDIYでやってみた
使用したもの
- 補修用タイル(既存に近いサイズ)
- 接着剤(タイル用)
- 目地材

補修手順

- 割れたタイルの周辺を清掃
- 浮いている部分を取り除く
- 接着剤を塗布
- タイルを貼り付け
- 乾燥後、目地を埋める


やって分かった注意点
- 水回りは「接着不良=即トラブル」になる
- 見た目よりも“しっかり固定されているか”が重要
正直、プロのような仕上がりにはなりませんが、
賃貸としては十分なレベルに仕上がりました。

脱衣所の穴を板と木工ボンドで塞ぐ方法
なぜ交換ではなく補修にしたか
床や壁を丸ごと交換すると費用が大きくなります。
そこで今回は「使える部分は残す」方針で補修を選びました。

実際の施工手順
- 穴のサイズに合わせて板をカット
- 木工ボンドで固定
- 上から押さえて密着させる

強度と仕上がり
見た目は多少の補修感は残りますが、
通常使用には問題ないレベルの強度は確保できました。

防水部分のコーキング処理のやり方
コーキングが必要な箇所
- 水が入りそうな隙間
- タイル周辺の継ぎ目
- 壁と床の接合部

失敗しないコツ
- 一気にやろうとしない
- 少しずつ丁寧に打つ
- 指で均す

やってはいけないポイント
- 下地が汚れたまま施工する
- 厚く盛りすぎる
コーキングは見た目以上に「防水性能」に直結するので、
ここは特に丁寧に作業しました。

天井のスプレー塗装をやってみた結果
スプレー塗装を選んだ理由
ローラーでは届きにくい箇所や、ムラを避けるためにスプレーを選択しました。

養生の重要性(ここが最重要)
スプレーは広範囲に飛散します。

養生が甘いと、
壁・床・設備すべてに塗料が付くリスクあり
今回はかなり入念に養生しました。

実際の仕上がり
- 均一に塗れる
- 見た目が一気に改善
ただし、塗りすぎると垂れるので注意が必要です。

実際にやって感じた「築古DIYのリアル」

- 思った以上に体勢がきつい
- 1つ1つの作業に時間がかかる
- でもコスト削減効果は大きい

業者に頼めば数万円〜十万円単位の作業でも、
DIYなら材料費のみで抑えられます。

祖父が左官職人だったから思えたこと
今回のDIYを通じて、何度も祖父のことを思い出しました。
タイルを貼る作業、
手を動かしながら仕上げていく工程。
昔の職人は、これを日常としてやっていたのだと思うと、
その技術と体力にはただただ驚かされます。
自分は素人ながらも、少しだけその感覚に触れられた気がしました。

まとめ|築古戸建DIYは「無理しない範囲」でやるのが正解
今回の経験から感じた結論はシンプルです。
- すべてをDIYでやる必要はない
- 危険な部分は無理せずプロに任せる
- できる範囲だけでも十分価値がある
築古戸建投資では、
「どこにお金を使い、どこで抑えるか」が重要です。
DIYはその選択肢の一つとして、
無理のない範囲で取り入れるのが最適だと感じました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これから築古戸建DIYに挑戦する方の参考になれば幸いです。

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