収益用の築古戸建でお風呂の修繕を終えた後、水回りの中でも気になっていたのが「トイレ」でした。
見た目は一見使えそうでも、実際に使ってみると違和感がある。
こうした小さな違和感こそが、入居後のクレームに繋がるポイントです。
今回は、**築古戸建でよくある「便座のぐらつき問題」**を、部品交換で解決した実例をご紹介します。
トイレは“使える”ではなく“落ち着けるか”が重要
お風呂と同様に、トイレも入居者にとっては毎日使う空間です。
今回の物件でも、配管の経年汚れは気になっていたものの、それ以上に違和感がありました。
実際に座ってみると、
- 便座がズレる
- ぐらつく
- 微妙に安定しない
という状態。
これではリラックスどころか、落ち着きのない空間になってしまいます。
内見時に気づかれにくい部分ですが、入居後には確実にストレスになります。

原因は「便座クッション部品の脱落」
状態を確認したところ、原因はシンプルでした。
- 便座クッション(ゴム部品)が脱落している
- 便座を固定するための部品が外れている
築古物件では非常によくある劣化パターンです。

築古トイレで多い不具合
- 便座固定ネジの緩みやネジ自体の脱落
- クッションゴムの劣化・脱落
- 便座本体の歪み
今回のケースは、クッション部品とネジの交換で解決できる軽微な不具合でした。
使用した部品|TOTO便座クッション組品とボルトで対応
今回使用したのは、
TOTO 便座クッション組品(TCH740YS)という純正部品とボルト&ワッシャーです。
便座のぐらつきは、本体交換ではなく、こうした消耗部品の交換だけで直るケースが多いのがポイントです。

修理内容と作業の流れ(DIY可能)
非常にシンプルな作業内容です。

- 既存の外れたクッション部品を確認
- 取り付け箇所の汚れを清掃
- 新しいクッション部品とボルトを装着
- 便座の固定状態を確認
作業手順
作業時間はおよそ10〜15分程度。
工具もほとんど不要で、DIYでも十分対応可能です。

部品調達はタイミング次第で難しくなることも
今回の修理時は、中東情勢の緊迫化の影響でプラスチック製品の供給が不安定になっているタイミングでした。
そのため、一部の住宅設備部品は入手しづらい状況。
幸いこの時は部品を確保できましたが、こうした背景もあり、
👉 「後回しにしない修繕」がより重要になっている
と感じました。

修繕後の変化|“安心して使えるトイレ”へ
安心して使えるトイレに向け、配管清掃&塗装
Before

部品交換後は、
- ぐらつきが完全に解消
- 座ったときの安定感が改善
- 清掃も行い清潔感アップ
と、体感的に大きな改善がありました。

内見時の印象も確実に良くなり、その後無事に入居につながっています。
After

小さな修繕がクレームと空室を防ぐ
今回のケースから学んだのは、
「小さな違和感を放置しないこと」が最大のコスト削減
という点です。
もし放置していた場合、
- 入居後クレーム対応
- 再訪問・修理対応
- 入居者満足度低下
といった見えないコストが発生していた可能性があります。

まとめ|築古戸建は“細部の快適性”で差がつく
築古戸建投資では、つい大きなリフォームに目が行きがちです。
しかし実際には、
- トイレのぐらつき
- 建具の違和感
- 水回りの細かな不具合
といった細部の積み重ねが、入居率や満足度を大きく左右します。
今回のように、
👉 部品ひとつで改善できる問題は、即対応する
これを徹底することで、
- クレーム予防
- 時短
- 空室リスク低減
につながります。
築古戸建こそ、「使える」ではなく
“快適に使えるか”を基準に整えることが重要です。

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