農作業=運動に変える時短術/圃場までの速歩と草刈りでカロリー消費を最大化する方法

ジムより自然の中で運動を 身体を守る時短生活/農
ジムの全否定をするつもりはないですが、あるもの(自然環境)は有効に使うのが時代の流れではないでしょうか

着替えや運動後のシャワーを考えると、ジムに行く時間がない!そんなことってよくあることです。じゃあ、週末の時間にゆとりがある時に行こう!でも自宅や農地や収益物件等の活用地の草が気になるから草刈りに行かねば💦。でもそんな草刈りでは、体は動かしているのに『運動した気がしない』そんな方いらっしゃいませんか!?ご安心ください、実はやり方次第で管理や農作業等での草刈りはやり方次第でかなり燃えるのです!そのポイントは草刈り場所へは速歩(ウオーキング)で行き、身体をできるだけ動かす機会の多い草刈機を選ぶことです。私はそんな身体を活かせる無動力式(要するに人力)である草刈かっちゃんを活用し筋トレ草刈りをします。ジムにかかる移動時間の時短化のため、身近な草刈り場所を活用すれば一石二鳥です。

田んぼをつぶしている様子
我が街!?では、田んぼをつぶし、商業施設やジムができました。田んぼには田んぼのいいとこもあります。便利さは、人が動く機会も同時に奪ってしまうのです。

屋外運動の見直し

屋内運動施設だけでいい?

 フィットネスジムのいいところは全天候型であることです。一方、農地や草を刈るようなところは、昨今の夏場は異常な高温の日々が続くことから敬遠されがちです。しかし、時間帯を朝一に移すだけで運動の機会の理想的場所に様変わりします。その足に優しい地面の感触やさわやかな空気と風が織り成す屋外環境を活用するために以下に屋外屋内双方のメリットを比較することで探ってみました。

屋外運動と屋内運動の比較

屋外運動と屋内運動の比較表

※上記はあくまで私がかつて通っていた2つのフィットネスジムで感じた私見です。

ジムより自然の中で運動を
あるもの(自然環境)は有効に使うのもいいもんです

屋外の全天候型でない点をカバーする方法

 ジムでの屋内運動の器具を使用した運動量の代わりに、屋外運動でも空いた隙間時間を活用し、同等レベルの運動量で運動できる方法があります。インターバル速歩です。

圃場までの道のりを『速歩』に変える工夫

速歩のポイント(姿勢・腕降り)

姿勢

姿勢は真っすぐにして、糸で脳天の中心を上から引っ張られる感じ、あるいはおへそを上に向ける感じです。

腕降り

腕は90°に曲げて大きくスライドさせ、歩く足とタイミングを合わせて逆方向に交互に動かします。

”インターバル速歩”とは?

インターバル速歩は、速歩とゆっくり歩きを交互に行うことを週に4日以上で、その速歩&歩きのセットのうち速歩を一日15分以上(3分の速歩を5回でも、1分の速歩を15回でもOK)目安にするものです。たとえ雨でできない時でも別の日にすればいいだけです。


AM600Nを使った理由

正確性

多くのいわゆる万歩計では、誤動作、所謂カウント間違いが発生しまいがちになるとネットに記載がありました。私はできるだけ正確にデータを取りたかったので、階段や急こう配等で誤動作が逆に発生しにくい速歩トレーナーAM600Nを買うことにしました。

速歩に対応した機能

名前の通り速歩トレーナーであり、エネルギー消費等にとどまらず速歩データもとれることから選びました。

年単位で速歩データの比較のため

データを機器で見れるジムと同様に、速歩トレーナーで歩数、カロリーを見て、それをAgrionの各農作業のメモ欄あるいは、SNSやブログに記録し、年毎に同じ作業内容のデータを比較することでオーバーワークになっていないか比較します。

インターバル速歩の通常歩行との違い

インターバル速歩はエネルギー消費が通常の歩行に比べ高いです。速歩中はいわゆる有酸素運動になるのがその理由です。


草刈りを”筋トレ”にする意識

左右バランス

前方約180°を左右のバランスを気にしながら半円周状に刈ります。こうすることで、適度なツイスト運動になります。

腰・体幹の使い方

動力式草刈機での草刈りの場合、重量のある草刈機を左右に振る感じなので腰で重心を支える要素が加わり、腰に負担がかかりやすくなってしまいますが、手動式草刈機の場合は1.68㎏で腰に負担を常にかける必要がなくなり、腰を体幹の中心にすえやすくなり、無理のない運動ができます。


無理しない回数管理

速歩の歩数は圃場までの行き来で稼ぎます。そのため、圃場で畔周辺の点検して歩く、あるいは圃場内での草刈り時にゆっくり歩くことで全体として無理のない歩数回数になります。しかし、かえって圃場での農作業が長くなったりしてオーバーワークとなることを抑えるため、以前の同作業と比べて歩数.運動量はどうなのか比較し、無理をしない歩数管理にすることに速歩トレーナーが役立っています。

実際に2023年SNSのXで、実施した活動を記載してみました

2023.7.24に速歩と畔除草剤散布、更に”※草刈かっちゃんで草刈り”をした記録

草刈かっちゃん

田んぼの畔の除草剤散布の例

行き来は速歩

圃場内草刈り(ゆっくり歩き)

水に溶かした除草剤を振って散布するのですが、このようなベルトを肩にかけて歩くため、体勢はもう片側にかたよります。

田んぼで除草に使う除草剤散布機

散布は丁寧にしないと草が生えます

田んぼで草刈りの例

行き来は速歩

農作業ゆえ長靴であることが多いので速歩では比較的消耗してしまいます。そこで、消耗することを前提に、こまめに長靴を買い替えて速歩に備えます。逆に休日のインターバル速歩だけの時は耐久性のいい靴を履くんですけどね~。

圃場内の草取りの際もゆっくり歩きになります。

速歩トレーナーを活用して計測

時間 4時30分から7時00分、 歩数:2879歩、総消費カロリー1968kcal 活動消費カロリー:333kcal、身体活動量:4.1メッツ/h、 足筋力年齢範囲:40~49歳

田んぼで除草した後の様子

 ↓当ブログ記載事例:2023年

2023.7.2AM5:00~7:30の速歩と畔、圃場2か所の草刈り前の様子
農作業+インターバル速歩
どうせ農作業をするなら、合間に運動をして健康な身体づくりをしよう
2023.7.2に山側田んぼを草刈かっちゃんで刈り取る前の状態
水を張ってても草が生え始めています
2023.7.2に住宅側田んぼを草刈かっちゃんで刈り取る前の状態
昨年泥田になり刈り取りに苦労した場所は、苗は植えませんでした

7.2草刈り後の様子

2023.7.2に山側田んぼを草刈かっちゃんで刈り取った後の状態
山側は乾きにくく、稲の病気も広がりやすいので植えませんでした。しかし、水を張ってても草は生えます」。油断もスキもない。
2023.7.2に住宅側田んぼを草刈かっちゃんで刈り取った後の状態
後々どうなるだろうと、一抹の不安を抱えながらの試みです
7.2運動の記録

【1⃣速歩数1725歩,総消費カロリー1473.5kcal,活動消費カロリー302.3kcal,身体活動2.2メッツーh 

2023.8.26AM5:50~8:00の速歩と畔の草刈りをした様子
8.26運動の記録

【2⃣歩数1596歩,速歩数1177歩(17分),総消費カロリー1889.2kcal,活動消費カロリー262.1kcal,身体活動1.9メッツーh】 

2023.8.27AM4:30~7:30の速歩と畔、圃場3か所の草刈り前の様子
8.27山側の小さい田んぼを草刈かっちゃんで刈り取る前の状態
こちらの田んぼに至っては周りの畔よりも草の成長が著しいです。
8.27山側の大きいい田んぼを草刈かっちゃんで刈り取る前の状態
水を張ると、週単位でほぼ周りの畔と同じくらいの高さまで草が生えます
8.27住宅側の大きい田んぼを草刈かっちゃんで刈り取る前の状態
これだけの広さを刈って回っていれば疲れますが、やりがいはあります。

8.27草刈り後の様子
8.27山側の小さい田んぼを草刈かっちゃんで刈り取った後の状態
8/27休耕部分が小さい田んぼの草刈かっちゃんによる草刈り
8.27山側の大きい田んぼを草刈かっちゃんで刈り取る前の状態
比較的休耕部分が多い田んぼの草刈かっちゃんによる水中草刈り
8.27住宅側の田んぼを草刈かっちゃんで刈り取った後の状態
8/27田んぼで草刈りかっちゃんを使用しての草刈り後の写真

根からとる草刈りの方法もあります:スキッジャー

8.27運動の記録

【3⃣歩数1582歩,速歩数1259歩(20分),総消費カロリー1194.3kcal,活動消費カロリー318.6kcal,身体活動2.2メッツーh】 

時短として成立している理由

別で運動時間をとらない

あえてジムに通う.あえて着替える.あえてジャグジーにつかる等あえて~してる時間を切り詰め、作業の中で運動で時間の集約になり、運動時間に付随する『あえて~する』をやる必要がありません。

移動+作業=同時消化

作業しなきゃ、運動しなきゃ、という相反する悩みを同時に消化することが時間のゆとりを生みます。例えば、作業場所の行き来に単なる歩行ではなく速歩を取り入れることで、車で行かないまでも効果的な運動と作業の総合的な時短化を図れるのです。

習慣化しやすい

長々と運動をし続けたりしても運動効果は限定的ですが、インターバル速歩で時間を集約して有酸素運動をすれば、それで効果が表れた時、次からもやろうとする気持ちが習慣化への道を開きます。

まとめ

時間のない方がジムの代わりに作業と運動を同時消化し時短化することは可能です。実際に私は、インターバル速歩という歩き方で田んぼ等の農場まで行き、草刈かっちゃん活用で筋トレ草刈りをしてカロリー消費を最大化する運動ができています。その際、速歩トレーナーAM600Nで詳細運動データをとり、他年度と比較して運動量を見れば、インターバル速歩+農作業の効果を”見える化”でき、その後の意欲と習慣化に繋がります。

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