築古戸建DIYで先に知っておけばよかったこと|換気扇交換は取り付け後の確認が重要だった

起動させる引っ張り紐が真ん中、なおかつ窓は開けられない状態 身体を守る時短生活/DIY

築古戸建で古い換気扇をDIY交換すると、見た目もきれいになり達成感があります。

私も実際に換気扇を交換しましたが、取り付けが終わってから初めて気付いたことがいくつもありました。

例えば、

・排気方向と近隣住宅との距離
・換気扇のひもとガスコンロの位置関係
・入居後の設備管理の考え方

どれも交換作業中ではなく、交換後に初めて見えてきたことです。

今回は、これから換気扇交換DIYを考えている方へ向けて、「先に知っておけばもっと良かった」と感じたことを紹介します。


換気扇は交換できても排気方向は変えられない

古い換気扇をDIYで交換すること自体は、それほど難しくありません。

古い換気扇は部品をはずしていって最終的に枠ごとごっそり外して同じサイズの換気扇に変えるだけです。
古い換気扇は部品をはずしていって最終的に枠ごとごっそり外して同じサイズの換気扇に変えるだけです。

しかし、交換して初めて意識したのが排気方向でした。

交換後の換気扇は気持ちよく回っていますが、ここから出る廃棄風はどこへいくのだろうかと考えました
交換後の換気扇は気持ちよく回っていますが、ここから出る廃棄風はどこへいくのだろうかと考えました。

築古戸建では隣家との距離が近いこともあります。

そのため、

  • 排気が直接隣家へ向く
  • 運転音が届きやすい
  • 臭いが気になる

といった点は、交換前に一度確認しておくべきでした。

この換気扇の枠を外すと、目の前のお隣さんの家とお庭が一望にして見えます。そこに廃棄された風は運ばれます。
この換気扇の枠を外すと、目の前のお隣さんの家とお庭が一望にして見えます。そこに廃棄された風は運ばれます。

換気扇は見た目だけでなく、「どこへ排気するか」も重要だと感じました。

1Fの換気扇側の位置をお隣さんの家側から見た様子です。お隣さんの物置きや自転車置き場が目の前にあります。
1Fの換気扇側の位置をお隣さんの家側から見た様子です。お隣さんの物置きや自転車置き場が目の前にあります。

ひもの位置はガスコンロとの関係も確認する

交換後にもう一つ気付いたことがあります。

それは、

換気扇を操作するひもの位置です。

前の換気扇の場合の写真ですが、換気扇の起動ひもは左端(赤の矢印の位置)からでていました。熱源から遠ざけてあります。
前の換気扇の場合の写真ですが、換気扇の起動ひもは左端(赤の矢印の位置)からでていました。熱源から遠ざけてあります。

築古戸建ではキッチンがコンパクトなことも多く、

コンロの真上付近にひもが来る場合があります。

調理中は火の近くへ手を伸ばすことになるため、

安全面も考えながら位置を確認しておくことが大切です。

「取り付けられる」だけでなく、

「毎日安全に使えるか」

まで考えることが重要でした。

探しても、左から起動ひもがでている商品は販売されていませんでした。そこで、ひもは短い位置で結んだままにしました。
探しても、左から起動ひもがでている商品は販売されていませんでした。そこで、ひもは短い位置で結んだままにしました。

設備には大家と入居者の役割分担もある

換気扇を交換すると、

設備管理についても考えるようになりました。

例えば、

設備そのものの初期不具合は、

入居直後であれば大家として対応します。

電気が点かないと連絡が入居者側からあった時、これに関してはご入居後3か月以内の話でしたので蛍光管を交換しました。
電気が点かないと連絡が入居者側からあった時、これに関してはご入居後3か月以内の話でしたので蛍光管を交換しました。

一方、

入居者自身が設置したガスコンロとの組み合わせや、

使用方法による問題までは、

大家だけで対応できるものではありません。

そのため、

入居時に設備の管理範囲についてお互いに確認しておくことも、

長く良い関係を築くためには必要だと感じました。

蛍光管の交換後に外国人の入居者の方から、先方で購入したガスコンロが着火後アラーム音が鳴ると声がけされました。
蛍光管の交換後に外国人の入居者の方から、先方で購入したガスコンロが着火後アラーム音が鳴ると声がけされました。

入居後3か月は設備の初期不具合を確認する期間にしている

私自身は、

設備の消耗品などについては、

入居後およそ3か月を一つの目安として確認しています。

初期不良があればできる限り対応し、

その後は通常使用による消耗として、

入居者にも日常管理をお願いしています。

もちろん契約内容や設備によって対応は異なりますが、

最初に考え方を共有しておくことで、

お互い安心して生活できる環境につながると考えています。

できうる限り対応しましたが、ガスコンロのアラームは鳴りやみませんでした。入居者を管理している派遣会社にそんなご指摘があったことを伝え引き継ぎました。
できうる限り対応しましたが、ガスコンロのアラームは鳴りやみませんでした。入居者を管理している派遣会社にそんなご指摘があったことを伝え引き継ぎました。

身体を守る時短生活として感じたこと

換気扇交換は、

古い設備を新しくするDIYではありませんでした。

実際には、

  • 近隣との関係
  • 安全性
  • 入居後の管理
  • コミュニケーション

まで含めて考えることが、

身体も精神的な負担も減らすことにつながると感じました。

前の所有者は、下の写真のように、廃棄熱の廃棄は換気扇のみに集約し、更に目の前の家が丸見えの位置の窓は開けれない構造にして、前の家の方に配慮した形をとっておられました。私も基本的にこのやり方を踏襲することにしました。更に、目の前の家の方には粗品をもってそのような換気扇の排気状況をご理解いただけるよう挨拶にうかがいました。


前の所有者は、廃棄熱の廃棄は換気扇のみに集約し、更に目の前の家が丸見えの位置の窓は開けれない構造にして、前の家の方に配慮した形をとっておられました。
換気扇は入居者用に新品を購入しDIYで取り付けましたが、その他の排熱手段である窓については右側しか空く構造になっていない旨を仲介業者さんを介して入居者さんに伝えました。

まとめ

換気扇交換DIYは、

取り付けて終わりではありませんでした。

実際に使い始めてからの、

排気方向や操作性、

そして設備管理の考え方など、

初めて気付くことが多くありました。

だからこそ、

築古戸建では単なる外観・機能を充実させるために

「交換できるか」ではなく、「交換後の周囲との生活の折り合いまで想像してからDIYする」

ことが、結果として身体を守る時短生活につながると感じています。

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